2012-08-01
 Garage EDEN Blog


「頭の中のこと」



実際なところで言うと自分でも自分自身が考えていることが分からない。

いつも、そんなところだ。

今日の朝は1weekぶりくらいに朝イチ8時からジョナサンさんで独り仕事。
エアコンはいつも通りにしっかりと効いていて、エアコンが得意じゃない
俺はリュックに入れてあったスエットのパーカーを被る。
 こんな季節にスウェットを持歩いている自分自身にも驚くのだけれど、
どうしたって外出する際には持歩く。
冷たいコーヒーと煙草を並べ、沢山の書類に目を通してみる。目を通しな
がらもそれらは耳から入ってくる情報にも似ているということに気がつく。
 店の中で誰かが大きな声で電話をしている。不快な程に大きな声だ。気
にしてはいけないと書類と向合う。乱雑する文字にならない文字の羅列。
 ひとつひとつに道筋をつけていく。句読点を文面にふるようにそれぞれ
のことを出来るだけ順序正しく流れるように。それは実際には簡単なこと
ではなくて、様々な予定だとか予定外のことでその流れが止まったり、急
流に流されていくことは分かっている。それでも順序をつけるという行為
そのものが大切でもあり、大切であると信じたいという気持ちがあること
は確かであったりもする。

朝のジョナサンさんは人が多くはない。
 新聞を食い入るように見つめる男性、煙草を一本くれと言って長話をし
てくれたマダム。(外人の方で旦那様は日本人、しかもアパレルだという
ことだ。随分とフランクで外国の方の気持ちの良さを知れたことは大きな
収穫)

この街はとても人が多い。多くの人が暮らしている。分かってる。
 沢山の人がそれぞれの朝を持っていて、それぞれの朝を過ごしている。
それは誰にとっても共通であること。

昨日は朝の9時前にデスク前に居てそのまま深夜の24時近くまで同じ場所
に居た。目まぐるしく俺の眼下に広がる書類の光景だけが変わり俺自身の
居る場所は変わらない。PCというとても便利な世界の中で行われている
仕事の作業と目の前にある汚い下手な字で書かれた自分の文字。

明日のことも今日のことも、そして昨日のことも分からないまま仕事が進
む。進歩でも退化でも。押し引きとしてでも歩みは歩みであるということ。

どうやらスウェットを着ていても体が随分と冷えてしまったみたいだ。
肩や首には違和感が残ってる。

今日もまた少しでも進めるように。

今日も遊びに来てくれてありがとう。
おちおちしては居られない今日のこの頃って感じです。





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THANKYOU for all my Sweet FAMILY and we are ONE FAMILY.

writing & photograph by JOHNNY BROWN

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