2012-08-28
 Garage EDEN Blog


「明日からは南三陸へ」



ようやく少し書きます。
秋モノのアイテムが入荷しているのにそっちが書けていなくてごめんなさい。

とりあえず明日からのことを先に書きます。
俺はFAMILY SHOPさんを信じているし、「仲間」であり「家族」だからって
勝手に思ってて、入荷の話もすぐに書かない理由もあったりするけど、それは
またいつか気が向いてて憶えてたら書くね。

いろんな大きな意味も含めて先に書くべきはこっちだと思ったから書く。


明日から東北へ行ってきます。
行き先は南三陸町とたぶん仙台市、あとは亘理町。
時間があれば石巻あたりでご飯を食べてもいい。
通りがかりの海を眺めてもいいって思ってる。

明日は仮設住宅巡り。

GTでのタグ付けもお願いしている場所と人。

「ミシンでお仕事プロジェクト」=「南三陸ミシン工房」様

まだ一度しか逢うことは出来ていない。
あとは電話だけ。
今も何件かの仕事の依頼をしている。

そのあとは別の仮設へお邪魔する予定。
そこではまた新しく別の「仕事」の依頼をする予定。
数ヶ月という長い時間が掛かったけれど、ようやく動き出せる準備の手前段階。
準備の為の準備の話をしてくる。

だからやっとこっちは第1弾。

分からないけど、無茶をして時間を削っていくことよりも今は「次へ」そして
なにより「継続性」を持って続けられる確固たるスタンスが必要だと思っている。
あとはそれに加えてコンスタントに仕事が生まれるような関係性を作ること。

それにはきっとお互いの信頼性とか物事のちゃんとした運びと流れとかそういう
ものも必要になってくると思う。

だから準備の準備。
時間が許されるなら準備段階をねちっこいくらいにしっかりやっておいて損はない。
なにしろ電話をもらってすぐに飛んでいける距離ではないから。
この場所から浅草の先だったりいつもの渋谷の打合せ場所ってのとは大きく違う。
そんなに簡単じゃない。

明日だって昼くらいに到着する為には朝の7時過ぎには出なくてはならない。

自分たちのことを言えばだけれど、その間もちろん事務所での仕事が止まる。
止まるからその分を前後で穴埋めする。
時間ってのはそういうことだ。
それが嫌だとかそういんじゃない。
だって楽しいしね。

ただ、そういうことも含めてどこかにストレス(これはメンタルだけでなくてね)
が生まれると「継続」していくことへの支障にもなりかねない。
それに対して出来るだけの処置を施していきたい。

正直なところ日本全体を自分の目で見渡せるわけじゃないけどさ、やっぱり一時期
よりは目はみんな違う方へと向いている。
それはそれで全然良いと俺は思っている。
当たり前のことだし。
もちろん報道も減ったしね。

簡単に行ける場所じゃない。
距離が遠ければ尚更だ。

俺はって言うとこんなありがたい仕事をさせてもらっているから自由が利く。
さっきも書いたけど、前後に振り替えされば時間の都合もつく。
(間に合っていないことも沢山あるけどさ)
だから行ける。

行って実際に目で見て、風を受けて、肌で感じるから言える。

「全然終わってなんかいない」って。

あとはそうだな、始まってもいないことだって沢山あるよ。

むず痒いほど便利な世の中だ。
例えホンモノの世界じゃなくても、画面の中だとしても「今」を調べようと
思ったらいくらでも「知れる」んだ。

気をつけなきゃいけないって思うのは「知る」ことが全部ではないってこと
だと俺は思うけどさ。
行くことが正しいだとか、行かないのは間違ってるとかそういうくだらない
話じゃない。それも違う。
なにを言いたいのか良く分かんないけど。

ただ、終わってないってことだけは確かだよ。
あと始まってもいないってこととね。

俺はこんな風にも思うことがある。

いつの日かまたこの日本の場所で、いや世界のどこかでなにかが起こる。
実際には毎日どこかで悲しいなにかは起こってる。
誰かがどこかで手を貸してくれてる。
ましてや手を貸してもらえて、恩を感じた人は余計にどこかへ手を貸して
いるような気がする。
それかどこかで次にまた悲しいことがあったら、手を貸してくれる。
悲しみを味わったからこそ手を貸したりするような気がする。
いつだってみんながみんなに手を差し伸べたら誰も独りにはならんだろ。
だって手は二本あったりするし。
全員×本数だったら、全部足りるだろう。

まぁそんなにうまくはいかないかもしれないけどさ。

でも、思うことは自由だ。
あと、信じることも自由だ。

だから俺はそれでいい。
俺に手を貸してなんて言うキャラじゃないからさ。

飛越えて向こう側に手を貸して欲しい。

結果としては俺もみんなの手を借りてることになる。
俺からのお返しはなんにも出来ない。
なんにもない。

でも、きっと三陸のおばちゃんたちは笑ってくれるよ。

今は南三陸を中心としてしか俺んたは動けない。
最初に書いた通り無茶をしても続けられないから。
知っての通り俺んた3人しか居ない会社だしね。
で、小さい会社だから手を貸して三陸へ出せる仕事だってたかがしれてる。
なんにもないよりいいってだけかもしれない。
それでもそれが始まり。

いつかそれが大きくなっていけばいいんだわ。

ただそれだけ。
なんだか分からない文章になってきちゃったな。
感情を上手に書くのは難しいし元々下手な文面だ。

明後日は亘理町へ行く予定。
これも宮城県。
海岸線に近い場所。

スコップをしに何度か行った。
沢山の家が人が、建物が流された。

ここにある仮設でペットのトリミングのお手伝い。
ペット仕事に関しては全くの素人です。
もちろんね。

声を掛けてもらった。

それ自体がすごくありがたいこと。
だから勝手に便乗させてもらって、出来ることをする。
なんか荷物を移動させたりとか、なんだって出来ることは少しはあるだろう。

「居てくれたら助かる」

そう言ってくれたから行く。
こっちもただ、それだけ。
それ以上に理由なんて一つもいらない。

ペット

命だよ。

大切な一個の命。

命に境目なんてないね。

むしろ人間よか、それはどうか分からんけど少なくとも俺よりはよっぽど

8億倍くらいはキレイな心の持ち主だ。

彼等は人間がいなければ生きていけない子達も沢山いるんだ。
そういうことも知って欲しい。

誘ってくれた >>> 「わんちゃ」さん

あとは被災したペットや動物を助け続ける人達、我妻さんが率いる >>>「dogwood」

さて、今日も遊びに来てくれてありがとうね。
洋服やモノに関してはなにかあれば気軽にメール下さい。

今日もガシガシ仕事して明日から行ってきます。

なにを言われたって構わない。
明日もガイコツマークの服で行く。
それが自分のMINDだからね。



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THANKYOU for all my Sweet FAMILY and we are ONE FAMILY.

writing & photograph by JOHNNY BROWN

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