2013-02-23
 Garage EDEN Blog


「朝から真夜中」



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ここのところ正直なところを言うと劇的に忙しい。
・・・ま、今までもいつもそうだけどさ。

今週はゆっくりと物事を考える暇がなかったって意味で忙しかった。

俺は基本的に24時間営業を仕事のスタンスとしていて、真夜中に目を覚ましてメモを取ったり
することも多い。いつでもなにかが頭の中を巡っていて、もっと楽しんでもらうためにはどう
したらいいのか?

もっともっと喜んで、もっともっと良いモノを作る為にはどうしたらいいかを考える。

もうそれは昔からずっと一緒。
変わらない。
だからいつも朝イチには独りになれるようにファミレスにいたり、こうしてモノを書く。

で、今週はっていうとそれらの構想だったりイメージだったりを現実的な実際の絵にまとめて
いく作業が多い週だった。
で、そのまとめた絵をさらなる詳細な絵に何度も書き直して、それを資料として型紙師との
打ち合わせの連続。
型紙師との打ち合わせをしつつ同時進行であらゆる生地を持ち出して、それをアトリエの床中に
全部広げまくって、あれやこれやを検討してみる。

そう実務の多い週だったんだわ。

こればっかりはどうしようもないほどに時間が必要な部分だったんだ。
絵を描きながら、もちろん手を止めて相当悩んだりもするから体が止まっていることはあっても
どうしようもないほどにバカな頭でもそれはフル回転。
デスクワークだけど深夜を迎える頃にはもう息切れがするくらい疲れる。

そんな夜にスタッフが俺を見て言った。

「別の人みたい」

おいおい。

まぁ、イメージが大切な仕事です。
そう、イメージ。
ブルーハーツもそれが大切だって言ってたね。

なんだろ、こういう時にただ単純なコトバの強さを知る。
直接的なコトバへ変わるから、イメージとかジョンレノンのイマジンとかさ。

あ〜ダイレクトだなぁって思ったりもしたりもします。

想像のないところに俺のモノは生まれないから。
洋服なんて首が出るところがあって、袖が二本ついていたら洋服になるよ。
なにも考えずにただ、作れと言われたらそれは可能だ。

でも、「俺」が作るモノがそうであってはダメでしょう。
ダメというか、そんなんだったら俺がやる必要ないもんね。
自分がやる。
その理由を自分自身の心の奥でつなぎ止めながら絵を描くんだわ。
今のところのペースだと来週一杯くらいまでは一気にこの作業が続くと思う。
続けなければいけない時間。
ここを乗り切って、次へ行く。
そう次へとね。

やることもやれることもまだまだ沢山あるから。


今日も遊びに来てくれて本当にありがとう。

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writing & photograph by JOHNNY BROWN

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