2013-07-31
 Garage EDEN Blog


「 RUST 7 」






早いものであっという間(いつも通りと言えばそれまでですが)に今月の終わりの日を
今日迎えました。
展示会のある月はいつも以上に疾走感のある毎日になるので、自分たちでも驚くほどに
日々が流れていきます。

個人としてはいろいろと思うことがあり、より深い根っこの部分で自分がやるべきこと
に対していろんなことを順序立てて進められるようにがんばりたいところです。

1番早い秋モノアイテムでは先週からリリースが始まっております。
夏モノは着用はまだまだ出来ますが、俺んたの業界ってのはいつだって少し先へと向か
っていないといけないなと思ったり。なにしろ早い動きの中で生活してるんだなって実
感するんです。

「まだ秋モノに手を出すにはちょっとテンションが上がらない」

「まだ暑いよ!」

「まだ・・・梅雨明け・・・してねぇし・・・」

などなどの地域もあるかと思います。




『 パンツいかがっすか!!!!??? 』




と、個人的には思う訳です。

で、展示会の合間を縫ってようやくデニムを穿いて自分なりにハムハムとしておりました。

そんなのを少し連続で紹介します。

※ 今日はうちの根底のデニムシルエット 「 2116 」 の話と着用。

とにかく1番のタイトフィットシルエットであり、1番昔から作っているデニムパターン
で、ブランドを始める時に最初期 MELODEY と共に作ったアイテムです。
ブランド自体は8年とか9年とか(正確にはイマイチ自分たちでも分かっていない(笑))
経ちますが、その間の中でずっとリリースし続けている数少ないアイテムです。
まぁそれだけ俺の趣味が変わっていないことにもビックリしますが・・・。
もちろんずっとマイナーチェンジを続けて、熟成を重ねて今に至ります。

最初期には「左綾生地」を使用した(分かるかな?LEEとかが使っている織目が左斜めの
デニムのことです)生地を使っていたんだけど、オンスの問題や生地の抜け感と言って、
馴染んでくる段階での味の出方の部分などの問題で結果的には今の通常綾の生地に辿りつ
いた。
生地の重さは14oz(デニムの生地は厚みでなくて、重さで表記します)で、その中でもと
にかく張り感が強く、しっかりとした俺なりのメンズライクな生地になっています。
世間ではデニムも穿きやすさが求められるようで、より軽いデニムが中心の市場のようで
す。俺は世間のことにはあまり興味がないし、別にそういった流れの中で仕事をしていて
も特段気にすることはないのだけれど、困るのはそういった流れが強いと重いデニム生地
自体の需要が減ってしまうので、「生地自体の存在がない」ということになったりする。

ゴツいモノ、無骨なモノ・・・敬遠される世の中のようです・・・。

気にしない、気にしない。

で、今使っている生地をようやく見つけ出して使っています。
色落ち感、さっきも書いた生地の張り感、そして抜け感。
どこをとってもすごく気に入っているデニムとなっています。

デニムを作るに当たってすごく俺が大切にしていることは「 ONE WASH 」で完成するデニ
ムであること、そしてその完成された出来映えのデニムが1年、3年、5年という時間を経
て 「 最高に進化、深化していくこと 」だと思っています。
そういう時間の中で本当の意味での自分だけのモノへと変わっていくのがデニム本来の持ち
味であり、楽しさだと思うからです。

とか言って・・・

個人的には濃い色のデニムが好きなので、ONE WASHで穿き始めて着用が多い時には半年
から一年で買い替えてしまいます。ほんのわずかなヒゲがついたくらいの濃さが好きなので
その色感で止まったデニムがクローゼットには沢山という状態になります。
自分で穿き込んで薄い色までもっていくことがなかなか苦手な性分です。
なので時々は HW 加工 のアイテムを買って、経年の時間軸をずらしたアイテムを着用したり
してスタイルを楽しんでおります。

HW の加工アイテムでも分かる通り、このデニム生地自体は本当に信頼のおけるデニムです。
その信頼とは経年変化で現れる色落ちが最高だと言う点です。かつてのようにヴィンテージ
マニアな人は減りましたが、デニムの奥底の楽しさはやはり色落ち具合にあります。
リーバイスのXXが基本って訳ではないですが、(そんな高価なモノは俺も買えないし)俺は
元々は古着好きのデニム好きですので、自分なりの目でとても満足な色が出るデニムだと思っ
ています。深く、濃い目でそれでいて抜け感がとても縦にキレイに出る色落ち。
とても良いと思っています。

脱線してます・・・。

話を2116本編へ戻します。(生地の話は2116、RODEOなどデニム共通ですので)

2116はとにかくタイトフィットを目指したシルエットで、言わずもがな「 ブーツカット 」で
す。そう、時代遅れ、時が止まったブーツカット。
世間の一部では絶滅危惧種として扱われることもあるそうです。(とあるFAMILY SHOP様の
お話・・・)

まぁ、気にするな。気にしない。
だって俺は少なくとも15年同じスタイルだ。

俺の1番初めはリーバイスの517からのスタート。(これも分かるかな?リーバイスのブーツ
カットのモデル名です)
で、同じくリーバイスの646とか(これはベルボトムだったかな?)色々穿いた。
国産も沢山穿いてた頃もあって、そういうのが自分の原点。
そういう生活の中で自分でモノを作るようになっていって自分なりのブーツカットになったの
がこの 2116 というカタチです。

幼少期からのコンプレックスのひとつでもあった自分の体自体のスタイルの悪さを隠す為に穿
き始めたブーツカット。もちろんブーツカットにこだわる理由はたった1つです。
なるべく脚が長く見えるように、体全体のスタイルが良く見えるように。
それにはもちろんブーツ自体も大切だったりいろいろとあるけれど、根底の部分はその一点で
あると思っています。まぁ嘘つきといえば嘘つきのようなものですが、それが大切だと思って
作っています。
極端に削られたヒップ、モモから膝にかけての限界までのシェイプとそこから裾にかけての極
端過ぎない広がりとその特殊なカーヴのつけ方。
何年も、そして何度も作りながら修正を重ねて作っています。
とにかく脚を通さないと分からないと思いますし、通したところで気に入ってもらえるかはま
た別問題だけど、自分の中での今の完成がこの2116であると自負しています。
このパンツを基にブーツも作るし、シャツも作る。
そういうバランスの中で全体が組み上がっていく。
それが自分のブランドであると思っています。

元々ブーツを履くということ自体がマイノリティ(少数派)であって、ブーツを履くと言う前
提の元にブーツカットはある訳で、そうなってくるとマイノリティ中のマイノリティであるっ
てことになってさ、もうマニアな世界でこんにちわ。ということは重々理解の上で作っていま
す。今までずっと穿いて下さっているマニアの皆さん、そしてこれからマニアになりたい(?)
皆さんどうぞこれからもよろしくお願い致します。

さて、ここまでが長くなりましたが着用の写真にいきますね。

まずは俺の個人着用の 26 inch です。




IMG_9516





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2116
 

old name 「2116」

price // 16,800yen

C-100

 

color // size 

INDIGO //  25 , 26 , 27 , 28 , 29 , 30 , 31

WEB STORE 


シルエットが分かりやすいようにシャツをパンツインしております。
俺は170cm 54kgです。(結構背は低いですよ、なのでこのパンツとブーツは必須なのです)
写真だとちょっと分かりづらいですが、裾の部分にはスリットを入れています。こうするこ
とでブーツの奥まで裾が入るのでフレアを強くし過ぎずにパンツをより足元まで近づけるこ
とでさらなる脚長効果を狙っています。

2116はとことんこのジャストタイトにこだわっているので過激なサイズ展開で全7サイズを
用意しております。25,26,27,28,29,30,31というあまり日本のブランドではありえないこの
サイズの中から自分にとっての気持ちの良いサイズ感を見つけてもらえたらうれしく思うし、
そういったこだわりを持つことが大切だとも思っています。

・・・ブランド運営としてはこんなにサイズがあるのでいろいろな面でお金も掛かるし利益
も出ないのですが、ブランドの顔と思って苦しみながらもやっております。
自分がこだわるからにはそれをFAMILY にも感じてもらいたい。
それが俺が想うブランドの在り方であり存在意義だとも思っています。






IMG_9520





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IMG_9523




2116-NR
 

old name 「2116-NR」

price // 25,200 yen

C-100

 

color // size 

INDIGO //  25 , 26 , 27 , 28 , 29 , 30 , 31

WEB STORE
 

違いなんてほんの僅かですが、こちらは 2116 - NR 加工タイプのサイズ28を着用して
みました。少しですがモモなどにゆとりが出ます。

ただ、実はこれはこれで俺はすごく好きな穿き方で今回このNR加工に関してもこの
サイズで個人着用しています。

少しサイズをアップすることで適度なゆとりが出るのにスッキリとしたフォルム自体は
残ります。ルーズという意味ではルーズになり過ぎない良さがあるのではないかなと。
特にこのNR加工は立体的につけたシワが特徴なのでゆとりの部分にちょうどシワが残っ
て入るような感じになるので、オススメの着用例です。


さて、ちゃんとブログを書くと言うこと。
これも自分にとっての大切な仕事です。
そんでもって月末らしい仕事もこのあとに今日は控えております。
さあ、まだまだがんばるかな。

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