2013-12-29 Garage EDEN Blog


「 あとすこし 」







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今日は片付けとかいろいろと。
結局今年があと数日だっていう今だって企画だとかいろいろなデザインに追われて
いて、のんびりとすることは出来そうにないし今年を振り返るなんて余裕すらなさ
そうな気がする。
それはそれでいいし、とてもありがたいことだって思うしさらにはそれ自体も自分
で課したことだから当たり前のことだとも思います。

とは言え、とにかくこの散らかりまくった事務所を片付けておかないと気が落ち着
かないしそもそも散らかっているのは大嫌いなのだ。企画だとかあれこれが煮詰ま
ってくるとさすがに片付けをする余裕もなくなってしまうので一時期はとても今の
ように散らかってしまう。さすがに年を越す時くらいはしっかりと整理をしておき
たい。そうじゃないとまた新しい年の始まりを切るのが億劫にもなるからね。

だから今日は軽めの文章。

今日の朝テレビを見てた。
年末らしい今年を振り返ったような報道番組。
バラエティは苦手でいつもニュースとか報道番組しかみない。

マンデラ大統領が死んでしまった話があった。
南アフリカの大統領だった人。

昨日少しだけ書いたけど俺はガキの頃にラグビーなんてのをやっていてさ、その時
代のラグビーのワールドカップが南アフリカだった時があった。
南アフリカの代表チームはスプリングボクスって名前だったっけな?

開催国っていうのもあったんだけど、結果優勝したんだよな。
あれはとても感動した出来事だった。
マンデラさんも居たのを憶えている。
映画にもなったんだよ。
マットデイモンとか出てて、マンデラさん役はモーガンフリーマンだった。

報道の内容は戦争だとか、人種差別の話が多かった。
マンデラさんは有名だけど人種差別の壁を大きく取払った人だったよね。
そんな彼の自伝のことが映像で流れたんだわ。


「人は生まれた時には憎しみを知らない。人は憎しみを学ぶんだ。同じように
 人は愛を学ぶ。同じ学んだことであれば愛を注ぐことを憶えるべきだ」



たぶん俺はバカだから聞いたのと少しだけ違うだろうけど、こんな感じだった。
歳をとったせいかな、朝のせいだったのかな。

ふと涙が出そうだった。

そしてなんだか当たり前のことなのにそんなことに気がつきもしなかった自分が
居ることにも驚いた。人でありながら人をしっかり見ていない証拠だね。俺は。

確かにね、生まれた時にはなにも知らない。憎しみも、怒りも。
愛はどうだろうか?
少なくともこの世界に生れ落ちたってことは母の愛か、もしくは悲しくも母の愛が
なかったとしても神様はきっと愛のもとにこの世に生を与えたのかもしれない。
こんなこと書くと宗教論者みたいに聞こえるかもだけど、それって素敵じゃないか。
だとすれば、愛は元々自分にとって近しい存在であるってことだ。

少なくとも憎しみよりはずっと近くに。

にも関わらず、多くの世界で、そして日本でも憎しみが広がっていく。
悲しいなってやっぱり思うんだ。

俺はあの地震の日以来、遅ればせながらなにかをしたいと思って始めた。
遅すぎたのは分かっている。地震よりももっと前からこの世界には悲しいことは、
悲しい出来事は、涙を流している人は沢山いたはずなのになにもしてこなかったの
だから。知っていて無視をしてきた。
生涯それは悔いとして残るだろうけど、それでも今からでも始めれることがあると
知ったからやっている。そしてやりたいからやっている。

それは自分が授かった愛に基づいたものではないかもしれないし、そういう信仰から
始めたことではないけれど、始めてみればこれはとても当たり前のことに変わってき
たし、そうあるべきだと思ってきた。

当たり前に変わりさえすれば、それは苦しくもないし、その中に楽しみさえ見出すこ
とだって出来る。

俺は自分が売り物だって言っているけれど、極めてプライベート過ぎることはここに
も書かないようにしているんだけど。(だってそれはさすがに恥ずかしいからね)
まぁ年末だし少しだけ。

俺には大切にしている家族がいます。もちろん命の全てが家族だと思っているから、
全部家族なんだけど、結婚もしたので社会的な意味でも家族が居ます。
大切なカミさんだと思っています。
そんで、あとはうちにはワンコが2匹います。ペットって言葉は苦手なのでうちの
子供と呼んでいますし実際にそう思っています。厳密には「2匹」とは普段は言わず
「2人」と呼びます。ワンコだけどワンコだとは思っていないってことね。2人の大切
な娘なのです。(2人とも女の子なんで)

この子たちはもちろん俺ともカミさんとも血は繋がっていないけど、大切な子供です。
この2人に俺はいろいろなことを教わります。謙虚であることや無垢な愛情を。

マンデラさんのさっきの言葉を見て、この子たちを見て思ったんだ。
この子たちは本当の意味で愛情しか与えられていない。親バカ的に言えば本当にそう
いう風に育てているつもりだし、ヤンチャをし過ぎた時にしかることはあっても、こ
の子たちに憎しみを感じそれを与えたことはないと思う。もちろんうちの子たちの犬
種や元々の性格もあるのかもしれないけれど、攻撃性もないし、当たり前だけどなに
かを憎むことはない。

愛情しかないのだなって。
まぁ反面ではその変わりに猛烈な甘えん坊になってもいるし、愛情をずっと求めて生
きていてくれる。ずっと。

この子たちも学んでいる。
愛情や楽しみや。

人と同じなんだなって。

人はもう少しいろいろと勝手に自分で考えてしまうから、成長と共に欲を憶え、煩悩
を憶え、無垢を忘れる。確かに生まれたままの無垢さだけでは生きていくのはとても
困難だから当たり前にそうなっていったのだろうな。

それでも憎しみよりも愛情を自分の心の真ん中に寄せながら生きてみる試みが出来る
のも人間の良さではないだろうか。人にはそれが出来るはずなのだから。
まぁ簡単にはいかないし、俺だってというか俺なんて相当に我を忘れることも多いか
ら偉そうなことはなんも言えないけど、もっともっと努力しようと思ったりもした。

今日の朝はそんな朝だったよ。



さてさて、今日も遊びに来てくれてありがとう。
ラスト片付け等々がんばります!

古びたエンジニアブーツと擦切れたブーツカットを穿いたまま俺は旅を続ける。






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