2014-07-19 Garage EDEN Blog


「 自分にとっての血液のような唄たち 」






昨日の話の続きという訳でもないのだけれど、今日も少し自分の気に入っている人の話をしようかと。

「さだまさし」

歌手ですね。
ミュージシャンってよりは歌手って響きがいいような気がするな。

アパレルだとか、デザイナーだとかって言うと格好つけて英語の唄歌いのことばかり書く傾向にあるよう
な気がする。(もちろん本気で好きなアーティストミュージシャンも沢山いるよ)
ただ、まぁ俺は好きなものを出来るだけ包み隠さずってのがいいかなぁって思ってさ。

自分の人生において大きな岐路の1つと言ってもいいかもしれない。
「音楽」ってのにはそういうチカラがあること。自分自身が心からそう思ってきたし、それは多くの人に
とってそうであったらいいなって思うんだ。
時々書くけど、音楽は大きな世界を作ると思うんだ。大きな世界ってのは本当の意味で大きな、例えば世
界って意味で言えばジョン・レノンとかさ。でもそれだけでなくて大きな世界ってのは「誰か1人のそ
のたったひとつの世界」って言ったって良いと思うんだ。
少なくとも俺の世界は俺だけのものである部分もあるじゃない?
その自分の世界を大きく変えたってのはこういう自分のとっての大切な唄だったりしたんだ。
特にね、俺は当たり前だけど(本当ですよ)日本人だからささださんのような日本語の唄歌いの唄っての
は自分の国の言葉の素敵さも知るし、特別だったんだ。
海外の英語の唄の歌詞も分からないけど涙が出るようなそういうものも好きだけど、それとはまた別でこ
の国に生まれてこの国の言葉で語られる唄ってのはやっぱり沁みるものがある。そう思うんだ。

まぁ俺の世代(36歳になりましたけどなにか?)でさださんが大好きだってのは多くはないかもね。
基本的にはもっともっと上の世代だろうかな。
で、俺はと言えばやっぱり自分の母上がさださんの唄が好きだったもんで、ガキの頃から当たり前に聞く
ようになったんだ。もうね、小学生の頃には完全に心を奪われていて自分で金貯めてCDを買ったりして
いたんだよ。今でも自分の人生の大切なCDとして持っている。
小学生ってガキの頃、俺の聞く音楽は当時から変わらない性格どうように偏っていて「さだまさし」、「
長渕剛」、「ブルーハーツ」まぁほとんどそれしか知らないってくらいで同じものを繰り返しずっと聞い
ているようなガキだった。

死ぬ程聞いた。
まさしくそんな感じだったなぁ。

で、まだ小学生だったけどどの唄い手もなんだか分からなかったけど「人生ってさぁ〜」って言ってる気
がした。で、それがいつか自分にも来る成人という大人ってもんにある世界だって思ってた。
そういう意味ではすごく成熟していたというかアイデンティティの確立は少し早かったような気がしてい
る。(反面では内側ですごくおぞましい程にネクラで暗い性格の持ち主・・・(今でもか)だった気がす
る)

ガキの頃の事実的で行動的な記憶のほとんどを俺は持っていない。
今でもそうだけど、決定的な欠陥として大事なことも含めその記憶の多くを健忘してしまう。
たぶんだけど、いやまずは頭が悪い事が1つ。
もう1つの要因はやりたいことが多過ぎてどこかになにかを置いてこないと新しいなにかは入らないんだ
ろうなってこと。本当はもっと頭が良ければその容量自体が多ければ良いんだろうけど残念ながら俺のこ
の脳みそっていう容器は自分が思っている以上に小さいみたいだから仕方がない。

だから記憶の多くは持っていないけど、ぼんやりとした遠い記憶としてそれらの唄をずっとラジカセの前
に座って聞いていたことや、その唄たちで自分が育ったことくらいは憶えている。

今日なぜそんなことを書くのかってことには理由はない。
大体前の日、つまり昨日の夜に「明日のブログなに書こうかなぁ」ってぼんやりと考えていてさ。
理由も無くふと浮かんだだけ。
具体的にさださんってことじゃなかったんだけど、昨日高田純次と大竹まこと(書いたあとにいつもみた
いにRADIOをつけたら「夏風邪で休み」だってさ(笑))のことを書いて、「自分の人生って改めて自分
1人では生きてないな」って。そんなことを思ったわけ。
カッコいいことだとか、自分っていうものの括り方、人生っていうとおおげさかもしれないけどそういう
ことを決めていく中では沢山の人に出逢って作られてきたんだなぁってさ。
もちろんそれはテレビの中や映画の中、そしてこうした音楽家だけじゃなくて面と向かって出逢った沢山
の人たちも含めてなんだよね。かといって俺の個人的な知り合いの話をここで書いても分かりづらいだろ
うからさ、さださんにしてみたった感じです。

こんな俺ですが、こんな俺はどういうモノや人、唄に影響を受けてこうなったのか。

・・・なっちまったのか・・・(はー)←溜め息ね


さださんの唄の中に「道化師のソネット」という唄があります。
『笑ってよ〜〜〜〜〜』って歌詞のヤツ。
道化師ってのはピエロのことです。
「せめて笑顔が救うのなら僕はピエロになれるよ」彼はそう唄います。

そしてそのあとに「笑ってよ 君の為に 笑ってよ 僕の為に」と唄います。

君の為、そして僕の為にというところにガキながらにグッときたもんです。

つまりなにがっていうと俺が思ったのは「自分がやりたいことは自分が責任を持つもんだ」っていうよう
なニュアンスをここで持ったんだと思うんだな。救いたいことがあったり、守りたいものがあったりさ、
そういうことって素敵なことだけどそれはきっと手鏡に写った自分へ向けたものであるとも思うんだ。
今はONE FAMILYのようなことをやっているから余計にそうなんだけど、「誰かの為」というのは裏返し
にした「自分への為」であることを決して忘れてはいけないだと思ったんだよね。

もちろんこの唄だけではないけどうちのTHEE OLD CIRCUSの部分「サーカス」の部分にはそういうニュ
アンスもあってさ。ピエロで在り続けなきゃいけないとかそういう想いも込めていたりもするんです。

・・・ピエロって素性を見せちゃいけない感じがするのに俺は全部見せちゃうねぇ・・・まぁいいか。


他の曲でも大好きな歌詞はたくさんあってさ。

「主人公」っていうのがあります。まぁいかにも「人生」ってキーワードがあったりしそうだ。
これがガキの頃から好きだっていうんだからやっぱりどこかのネジがずれてたのかしらね。
まぁ、気に入ったもんは仕方なかろう。

「或いは」「もしも」だなんて
あなたは嫌ったけど
時を遡る切符があれば
欲しくなる時がある
あそこの別れ道で選びなおせるならって…
勿論 今の私を悲しむつもりはない
確かに自分で選んだ以上精一杯生きる
そうでなきゃ あなたにとても
とてもはずかしいから
あなたは教えてくれた 小さな物語でも
自分の人生の中では 誰もがみな主人公
時折り思い出の中で
あなたは支えてください
私の人生の中では私が主人公だと


うーん。改めて読み返してみてもガキにはちょっと早い歌詞のような気もするなぁ。
あんまり大枠の部分では分かっていなかっただろうけどすごく素敵だったんだよね。
最後の部分「
私の人生の中では私が主人公だと」
この言葉には今でもだけどずっと救われてきた気がしたし、ガキながらにも「だとしたら大丈夫」だって
思ったような気がする。

メロディが乗ったものをヒマなら1度聞いてみて。
貼っておくから。













この唄を探していたらこんな動画もあったんだ。
(下に貼ります)
さださんはNHKの番組で月に1度「今夜も生でさだまさし(通称「生さだ」)」ってのをやっています。
その番組の中で東北の地震のことをよく話します。
この人は本当に唄もさることながら話、トークが上手なんだよね。
しかもちゃんと「やさしい笑い」というものを交えながら話すのが上手だと思っている。
被災地に関しても大切な伝えたい事を話ながらも間でわずかなやさしい笑いを交える事でそれはすごく重
くなりすぎない話題として多くの人に受け止めやすく聞こえると思うんだ。

俺はジョークだとか笑いというのがあまり得意じゃない。
普段からの話も格段得意ではないしね。
人に好かれる為にはそういった要素も大きく必要なんだろうなって。
そういうこともこの人には感じたりもします。

この動画は少し長いけどヒマがあったら見て欲しいなぁ。
トークが多いからね、ぼけぇっとテレビを観る感覚で居たらすぐに観れると思うよ。

石巻市でやったライブの映像だった。
俺もこの高台には行ったことがある。
あの地震の翌年の同じ日だった。

「がんばれっていう言葉を心底頑張っている人に言うのは辛いよね」

そう言いながら、そういう歌詞の唄があってさ。
それを観客がコーラスしてるんだ。
で、唄い終わったあとにちいさな子供がねその「がんばれ」を繰り返してて。
涙が出たよね。
やっぱり。

あと最初の方で彼はこう言う。

「僕らが出来ることは本当に少ないんだど、応援しようっていう想いと応援してるってサインだけはずっ
と送り続けるつもりでいます」

俺もだけど自分の身をぶっ壊してまでは出来ないって決めている。
特に今は南三陸を始め多くの方に出逢い知り合いも増えた。
自分の母親や父親だと思っている。
そういう人たちが居てくれて、自分がぶっ潰れるまで向う事はきっと相手も望まないだろうって思うか
ら。それはそれで大切な人たちに迷惑を掛け悲しませる事にもなると思っているから。

彼には唄があって唄を唄うことを誰かの世界を変えたり、チカラになったりするだろう。

自分は唄も唄えないけど、自分が出来る道を歩いていこうって。
そんな風に思います。
俺という自分の血のようなもの。
そういう唄い手さんです。

日本という国で育ってこの日本語という素敵な言葉を感じてもらえたらうれしいなぁって。
そんなことをぼんやりと思ったりします。









今日も、そしていつも遊びに来てくれてありがとう。
俺はいつでもここに居ます。

古びたエンジニアブーツと擦切れたブーツカットを穿いたまま、俺は俺の旅を続ける。







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