＜ 2015.12月 東北への旅 ＞

12月13日　早朝の6時少し前 自宅を出て東北へと向かった　今年最後の旅

自宅のそばにあるセブンイレブンに車を1度入れて、大きめのコーヒーを一杯買い込んでそれだけを持って走り出す。
すぐに首都高速の入り口。
いくつかの分岐を越えて、東北道へと。

ひたすら走る。
独り。
慣れた道。

出発から4時間くらい。
トイレのみの休憩をパーキングエリアで。
いつもだけれど、ほとんど休憩をしない運転手なので道さえ混んでいなければスムーズに進む。遅い車だから一般の車に比べたら1時間ほど多めに時間は掛かるけどさ。高速はずっと1番左の車線。音楽もかけずにただ、ただ走る。

昼過ぎちょうどくらい。
仙台へと到着。

今回は初日は宮城県仙台市のFAMILY SHOPである SIXX へと。

待っていてくれたハルさん。
そして今回盛岡から「逢いましょう」と言って連絡をくれてわざわざ来てくれたSUGAWARAさん。

















今回は BEATFULL QUIET と題した個展をしていた ARAI TAKAHIRO のツアーラスト。
それを SIXX さんで迎えた日。









たくさんの人が絵を見にやってきた。
この場所で以前に知り合った俺も知っている人たちも多く来てくれた。
1人、1人とこの場所で話しをすることがとても楽しく、そして嬉しい。

この為にやっぱり岩手からわざわざ来ていたシミケンさんだったり、CHINPIRAことTAIHEIさんだったり、ホリさんや、KONNOくん、YU-DAIさん、タケさん。店のカウンターではぶっちーさんがBARを開いていたり。他にも沢山の人たち。

洋服を見たり、絵を眺めたり。

特別な空間と時間が流れる中に一緒に居れることの喜び。

荒井さんとのコラボレートでCLOUDYのシャツに荒井さんの絵をプリントさせてもらった。
アーティストさんとのコラボレートというのは初めてだ。

>>> THEE OLD CIRCUS (OLD NUMBER）× ARAI TAKAHIRO














途中でホテルへのチェックイン前に1度外へ出た。

写真はないけど、ずっとずっと昔からお世話になっている JOHNNY SPADE の半沢さんのところへ今年最後の挨拶も兼ねて遊びに行った。
相変わらずのカッコ良さ。

ぶっちぎっていて（笑）楽しい話。

そして今でも思うこと。
この人が居なかったら、きっとハルさんとの出逢いもなかった。
そしてこの人とハルさんが居なかったら俺のこの旅は始まらなかった。
始まりのこの人たちなんだ。

あの日、あの地震があった時俺にとっての東北の縁はこの人たちしかいなかったから。（あとは福島のFizz BEYONDの高橋さんとかくらい）

最初はこの2人の安否を確認することから始めた。

昔に書いていたブログ >>> JOHNNY BROWN BLOG （2011年3月）

この2人に逢いにきた、それから旅が始まったし、始めた。

そういう大切な人。












捕まった訳じゃないよ。。。

半沢さんのところへ行く途中に交通整理のお巡りさんに止められて10分くらい右折出来ず・・・。
どうやらピッタリ、テレビでもやっていたクイーンズ駅伝の最中だったみたい。先導車の白バイが目の前を走っていたり。。。こんなタイミングでってのは不思議なもんだ。








夜には BUNNY BANNY の YUSUKE さんのライブ。 

ライブハウスという環境ではないので、しっとりと音を抑え込んだストリングスとその声が SIXX という店の雰囲気とオーディエンスの空気とシンクロして最高に素敵な空間になった。

YUSUKE さんが ARAI さんの個展の為に唄を歌い、ARAI さんが BUNNY BANNY のアルバムのジャケットの為に絵を描くらしい。そういうのが素敵な気がした。


荒井さんとはこの日の為に何度か打ち合わせをしたりもした。
東京の個展のついでに店まで来てもらったりして。
一緒にゴハンを食べたりもして。

自分にとってこの仙台という街は特別なものであり、特別な場所。そして特別な時間。

旅の出発点である場所であり、それをくれた人たちが居るから。