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さて、今日から店内改装予定です。
開店・・・と言っても住宅街の路地裏の路地からさえも見えない場所に店を構えてなんだかんだと7年くらいが経っています。

手作りで作った店をこうしてまた1人で壊して(作ったのも俺だし壊すのも俺、そして今回改装するのも俺といううちのブランドらしく全てをセルフプロデュースという荒技です)作り直す。

今回はあくまで「プチ改装」の予定です。「プチ」ね・・・。


まずは今回は来月に予定している2016 AW の展示会へ向けての会場作りをベースに考えているので、それが終わったらもう1度数日掛けて内装の手直しをしようと考えています。

・・・ま、ここまで書いたものの内容の予定は未定です。(笑)

とりあえず壊して更地にしてからもう1回考えようという魂胆でスタートです。
乞うご期待。


それでは今日のブログです。


< 今日は新型シルエットデニムN1の御紹介 >



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去年リリースを始めた新型シルエット「N-1」というライン。
特徴は従来のうちのブーツカットに比べると膝から裾にかけてのフレアするラインが狭く、穿いた際にストレートに近いラインを生み出す形となります。

実質的にはそこそこのフレアラインではあるのだけれど、元々極端に膝を細く絞っているうちのパンツだと脚の部分で1番細い膝に当たる部分からふくらはぎの膨らみに沿って生地が広がり、そのままブーツの筒を覆って踵に向かっていくので脚そのものの自然な形が形成されて、最後の裾の部分で僅かな広がりを見せることで脚を長く魅せる効果があります。

うちの鉄板定番の2116型のフレアラインと比較しながら、お好きな方を選んで頂けると嬉しく思います。


で、今回はこのシルエットで初めてDENIMを作ったのでそれの御紹介。


>>> N1-D 「STEEL」N-1シルエット 14 oz HEAVY DENIM


おかげさまで・・・売れております。

ありがとう。

フィッティングをしてサイズ0、1、2の穿き比べをしたので参考になればと思います。

それでは、まずはサイズ0です。

バックジップブーツ(これは前シーズンのブーツですが、定番のCB-412のサイドジップブーツでも似た感じになると思います)とCB-413の定番エンジニアブーツで合わせた感じとで撮ってみました。


まずはサイズ0です。



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続いてサイズ1です。
ちょっとだけ全体にゆとりがついていて、これはこれで結構好きかな。




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そして、最後はサイズ2です。
完全なオーバーサイズ。
無しではないけど、うちのスタイルっぽくはないかも。

・・・でも真夏だとこれくらいのゆとりがあっても良いかもね。(汗がベッタリつかなくて良い)




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どうですかね。

俺は170cmの54kgですのでサイズ0でかなりジャストサイズです。(2116では26inchでジャストでこのN-1タイプのサイズ0で同等くらいのサイズフィッティングになります)

完全に隙間のないジャストサイズで初日〜3日くらいはかなり生活に支障が出るくらいのしっかりサイズです。(笑)でもうちではこれが当たり前の着用感なので、数日馴らしていって馴染ませて完成させていくのも良いと思う。
ガンガンと穿いて味を出して、水通しの洗濯を繰り返して自分色に染上げていく楽しみがある。

ブーツのサイズは41サイズで、フォルムとエンジニアのベルトの有無で踵まで降りる裾幅が若干変化しますね。2116との違いはここです。

2116だとあと数センチ踵まで裾の最後が降りてくる感じのフレア具合で、こちらのN-1シルエットだとどうやっても踵には届かないギリギリの設定にしてあって裾が踵に掛かりたくないという方は絶対にこのN-1シルエットがオススメです。

かなりうまいこと作ってあって(自分で言うのもなんだけどさ)サイドジップ、バックジップのタイプ(あくまでうちのブーツで合わせた場合でしかさすがに言えないけどね)で穿いても基本は踵まで裾の生地が下りないのが特徴です。
俺にとっては2サイズアップのサイズ2での着用でも踵まで下りていないので分かってもらえると思います。

で、この膝から裾のラインがいいけどそれでもワイルドに裾はブーツの底まで下ろしたいって方はパンツの内側に入れてある「カンヌキ」の部分まで裾からスリットを入れる(脇のステッチをハサミなどで少しづつ切る)と膝から裾までのラインをキープしたままブーツの底まで広がるフレアを作ることが出来ます。


ちょっとだけ脱線して書かせてもらうならば、ブーツのサイズってのは基本はみなさん「足のサイズ」で決めると思うんですが、俺は全身のバランスで選ぶようにしています。(まぁ特にパンツとの相性かな)足が大きめで入るサイズが限定される場合はもちろん仕方がないんだけど、俺のようにあまり背が高くなくて、挙げ句足の実寸が24.5〜25cmしかない場合などはブーツの底に中敷を入れてサイズを調整したりします。うちは特にフレアパンツが多いのであまりこじんまりしたブーツではパンツのシルエットをなかなか生かせません。
全身や脚をキレイに長く、そして武骨な男らしいスタイルに魅せたい場合にはパンツ選びと共に「絶対的に」ブーツ選びが重要だと考えています。

ヒールの高さや全体のフォルム。

ブーツを変えると人生そのものが変わります。

大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、それは俺自身の経験と体験とこの世界に飛び込んだ最初の一歩もそうだったので俺は自信を持ってそう言えます。

パンツ選び+ブーツ選び。

なにかあればぜひ御相談ください。
最高のシルエットバランスを生み出すように接客致しますよ。(ニヤリ)


で、パンツの説明の続き。

このデニムは2116との違いを出す為の部分と、フレアを絞って少し全体をキレイに魅せたかったのでバックスタイルのポケットは玉縁という手法を使って作っています。貼付け型に比べるとシックで上品な匂いになっていていわゆるアメリカデニムという印象をわざと消しています。
俺も実際にこういう風にフィッティングしてみて、ワンサイズアップのサイズ1でも良いし(通勤の単車の時にもストレスなく穿けそう・・・)ジャストサイズで抜群のシルエット構築でもいいなぁと思っています。(サイズ3でジャストの方はその上のサイズがないので選択肢がなくてごめんなさい・・・)



横並びにしてみるとこんな感じ。(画像をクリックすると大きくなります)




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俺の髪の毛がモジャ男なのはムシして下さいね。(笑)


正直デニムということでやっぱり定番色のインディゴが人気ですが、こういったちょっとキレイ目なシルエット(あくまで当社比ですが)なのでシンプルなブラックパンツを狙ってのブラックデニムもいいかもね。特にうちのブラックデニムはちょっと特殊なモノで、通常縦糸に白を使う部分も黒糸を使ったBLACK × ブラックというのを使っているので奥行きのあるブラックでありつつ、色落ちしていくとさらに深い色のグラディーションが生まれるデニムです。

使っている素材は2116と同様の14 ozのヘビーオンスデニム。
今ではさっぱり需要がないとされる武骨でいわゆる穿きづらいデニムって言われています。(一般的な流れはやっぱり優しい穿きやすいって言われる華奢な傾向が強いからね。いいね!このマイノリティ。)
穿き込んでいった後の味の出かた、色落ち具合は保証しますよ。
自分だけの最高の1本を育てていって欲しいなと思います。




それでは今日から4日間店頭はクローズさせて頂きますが、通販やお取置きはいつでもOKです。
筋肉痛の1週間になっていると思いますが、通販くらいはがんばって発送しますよ。
どうぞよろしく。

そして改装後の店内もお楽しみに。



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< END ROLL >

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