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子供(ワンコ)の誕生日(長女「いちご」の BIRTHDAY)そして 我が子供たち

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昨日は1日お休みを頂いておりました。

というのはタイトル通りにうちのワンコ子供の長女「いちご」の誕生日だったので・・・。

昨日は11月最後の日ということで月末日なので本来であれば強烈にドタバタで末日には工場などへの支払いもあるので普通は休めないのですが、そこは完全な親バカですのでどうにかしてでもお休みを頂こうと思って手前で仕事を無理矢理詰込んで、昨日は昨日で支払い等々に必要な書類などを大きなバックに詰込んで昼間の途中に数時間だけ仕事をしつつのお休みとなりました。

今日は久しぶりに完全プライベートブログです。

すいません。。。



子供(ワンコ)の誕生日(長女「いちご」の BIRTHDAY)そして 我が子供たち




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写真を見ると獣の本能がちょっと溢れてしまっておりますな。(笑)
ちゃんと「ワンコ用」の誕生日ケーキです。(たぶん甘くはない)

うちの1番上の子供で名は「いちご」です。

11/29(良い肉の日)の生まれで今年でめでたく14歳になりました。
人間に換算すると(なんていうのがどのくらいアテになるのかは不明ですが)70歳を少し超えた辺りだと言われています。

親としては子供は眼の中に入れても痛くないと言いますが、本当のその言葉通りで俺はこの子のことを心から愛しています。もちろん他の子供たちも。

「いちご」は元々は結婚する前からカミさんが1人で育てていた子で、俺はこの子が8歳とか9歳の頃に出逢うことになりました。元々が大人しくあまり人見知りをしない性格だったのですぐに懐いてくれました。カミさんと一緒に暮らすようになってから数ヶ月で気がつけばカミさんよりも俺にくっつくようになりました。(カミさんとしてはそれはそれで不満のようでしたが)
俺もそうだったし、いちごもだったのかどういう訳か俺とこの子は相性がよかったようです。

俺は元々動物(特にワンコ)が大好きで、実家の時代にも飼っていたことがあったけれど、田舎でもあったし昔は室内犬なんていう時代でもなくて外で飼うのが当たり前だった時代でしたし、大抵においてそういうワンコというのは家の長(つまり一応我が家では父上だったのだけれど)に懐いていて父のワンコであることは明白でした。
そういう中で俺自身の人生において「自分の子」として出逢ったのはこのいちごが1番最初になるのだと思う。

いちごに出逢ってからもう俺は完全にこの子にメロメロで、毎日可能な限り可愛がって愛情を注いでいます。今でも時々思うけれど俺はこの子が8歳とかの頃に出逢ったのでその手前の8年間をさかのぼることが出来ません。生まれて間もない頃や小さな頃に一緒に居てあげれなかった時間があると思っているので、今でもその8年間という時間を少しでも取り戻せるようにと思って接している。




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自宅だとだいたいこんな感じ。

長女の「いちご」次女の「みるく」そしてみるくから生まれた「ここあ」と「そらまめ」です。

「ここあ」と「そらまめ」の父親で「みるく」の旦那さんだった子はカミさんの妹の子供ワンコだったのだけれど、一昨年に不慮の交通事故で亡くなってしまった。


「みるく」は この時のブログ で書いていますが、2014年の10月(今から2年と少し前)に「リンパ腫(血液ガン)」という診断があり、その後手術を2度、そして抗癌剤の治療をしばらく続けました。今でも2週間ごとに定期検診を続けています。

最初は治療をしない場合でこのままの余命は4〜8週間と言われた。
その場で治療を決断して、まずは患部の組織を調べる為の手術をして最終診断を待って(やはりその際の診断も腫瘍は悪性のものだった)その後すぐに患部を取る手術と抗癌剤の投与を始めた。

2年という生存率は決して高くないと最初の説明では言われていたが、本当に幸いなことに今この2年という時間を経過しても寛解(現在は腫瘍などは見られてない状態=つまりこういった血液癌のような病名の場合には再発の恐れがある為に「完治」という言葉はない)状態が続いている。
時々書いていますが、動物病院の先生は「検診は1月に1回でもいいですよ。お仕事もあるでしょうし」と言うのだけれど、俺はこういう仕事で時間の無理は利かせられるので心配だから2週間ごとの検診をずっと続けているしこれからも続けるつもり。
ありがたいことに病院の先生も診る回数が多いからということで、検査に掛かる料金を下げてくれているのでなんとか助かっている。

この2年間の間自分の欲しい買物(まぁもともとそんなにないけど)はあまりしない。
いつまた治療費が掛かるかも分からないから。
そんな暮らし。




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「みるく」はカミさんとの結婚が決まった時くらいに飼い始めた子。(今4歳)
最初に書いた通り、「いちご」を元々カミさんが1人で育ててきたのに、明らかに俺に懐いてしまったということもあって我が家へ招いた子。(一般的なペットショップにて)

何軒もブリーダーの所やペットショップを数ヶ月探しまわって出逢った子。
出逢った瞬間にこの子が「みるく」だと思った。(名前は出逢う前から決めていたので)

「いちご」と「みるく」で「イチゴミルク」・・・


うちでは「いちご」だけが他の子と血が繋がっていないということになる。(「ここあ」と「そらまめ」は「みるく」の子供だからね)

でも、みんな仲良し。

「みるく」はうちに来た時から「いちご」がいて、最初からずっとくっついて大きくなったし、「いちご」は元々優しいからそれを嫌がったりしなかった。「ここあ」と「そらまめ」も生まれた時から「いちご」が居たし「みるく」はやや女王様的な性格もあるので子供であっても容赦なく怒るのでいつも穏やかな「いちご」にくっついていたりする。
さらに「みるく」が病気になった時にはまだ「ここあ」と「そらまめ」が生まれて7ヶ月くらいの頃だったのだけれど手術などでしばらく入院を余儀なくされてしまった間などもずっと「いちご」が他の子供のそばに居てくれた。



ワンコ子供に教わったことが沢山ある。

「本当の意味での無償の愛」について「泣くこと」について。

俺は本当にどうしようもないダメな人間だし、この子たちに出逢う前はもっとろくでなしの人間でした。
でもこの子たちに出逢って教わったことの多くで少しは全うな人間になりたいと思いました。

この子たちは本当の愛を教えてくれました。
昼間は今どうしても留守番になってしまうけれど、毎日家に帰れば、ドアを開ければ全力で喜んで迎えてくれます。そこにはなんの見返りも求めていない姿があります。
「ただ居るだけ」でこんなにも喜んでくれる。そんなことってないもん。
ワンコたちは物質的には俺たちになにも与えてはくれないし、一緒に生活し育てていくのには多くの手と時間を必要とします。もちろんお金もかかります。
ゴハン、おしっこやウンチの処理、病院、ワクチンなどなど。

でも、その8000倍くらい愛情を返してくれます。(いや、そんなもんじゃないな)
しかもそれは「完全なる無償」の心で。

人間と同じ言葉こそ持ちませんがこの子たちは俺たちと会話をします。
そして泣きます。

動物としての「鳴く」ではなく「泣きます」。

悲しいことがあれば人と同じように泣くんです。

人間の子であれ、ワンコであれ我が子を泣かすようなことがあってはいけない。
俺はそう思う。




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月に1,2度程度しかないうちの家族の休み。

お気に入りの九十九里(千葉県)の砂浜に行って遊びます。
1時間と少しくらいをみんなでかけっこをしたり、暖かい季節であればゴロゴロしたり。

この子たちにとっての最高で1番の喜びの時間はきっと俺たちと「一緒に」居ることです。(あとはたぶんゴハンの時間と寝てること)

だから可能な限りの休みの時間はずっと一緒に過ごします。
平日の時間も少しでも一緒に居れるようにと思うから、うちの夫婦はほとんど外食もしません。
どちらかが仕事の帰りが遅い場合はどちらかが早く家に帰るようにしています。


悲しくて辛いことだけど、我が子なのに自分よりも寿命が短いとされています。
正直なことを書けば、「いちご」に関して言えばもう14歳というのは決して若い年齢ではない。
毎日それが頭のどこかにずっとある。
毎日それが不安で仕方がない。
身体に発疹などがあればすぐに病院へ連れていく俺。
身体のどこかに異変や傷みはないかと常に身体を触る。
水を飲む量が少し多いか少ないか。
食欲はあるか。(まぁ食欲抜群で明け方3時とかに「お腹空いたぁ〜」と言ってカミさんが起こされていたり・・・)
耳が少し遠くなってきた。
眼が少し濁ってきた。
毛のツヤが前よりなくなってしまった。
寝る時間が増えた。

最後まで俺は付き合うと決めている。
最後の最後まで我が子の人生が少しでも楽しくて最高な時間にしてあげたいと思う。
その為に出来ることはなんでもやろうと決めている。

「今」という自分が在るのは「この子」のおかげだと思ってる。

この子に俺自身の人生を救ってもらったから、俺の命の全てを賭けてでもこの子に返せるものをすべて返す。

そんな気持ち。

来年のまた誕生日を元気で迎えられるように。
今日もまた心から愛していこうと思っています。




* 今日は完全な親バカ日記のようなものですいません。(ただ、こんな想いなどもモノ作りの礎になっていることでもあるので書いてみました)





Text by.

THEE OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ (Urano Takahiro)


 



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