「今日はクリスマスイブってことで洋服のことを考える人は少ないような気がするってのもあるので音楽の紹介を少し」

クリスマス・イブという日に洋服のことを書くのがなんとなく邪険な気がしたので今日は音楽の紹介をしようと思います。

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俺自身も今日は自宅仕事で夜には家族でクリスマスをしようと思っています。

別にクリスチャンでもない（というか完全なる無信教者）けれど、そういうことではないと思うんだよね。こういうのがなにか大切な時間を過ごすきっかけのようなもので、それぞれに素敵な時間を過ごせれば良いと思うし、そうであって欲しいと思う。

街ではきっと山下達郎や竹内マリアやジョン・レノンの唄が流れていたり。

ベルリン（ドイツ）などでも先日悲しい事件があったり、シリアや世界中でまだ沢山の悲しい出来事があったり悲しい気持ちがあったりする。もちろん日本でも。俺が嫌いな事件や事故。
そういうものが沢山。
クリスマスの日だけではないけれど、祈ることくらいは出来るだろうしその祈りが少しでも届くように生きること。

少なくともその始まりは「自分の手」が届くところからが始まりだと俺は思うから、そういう意味も込めてこんな日は大切な家族や人や想い、そして「素敵な音楽」と過ごすのが良いと思っている。

今日はそんな想いも込めて。




＊ 最高の音楽に囲まれているありがたみ



















俺の携帯カメラで撮ったら写真がイマイチだった。。。（すんません）


Yellow Studsより新しいアルバムが発売されましたね。


>>>  Yellow Studs Official Web Site


今回はアコースティックアルバムということで、今までのイエスタの世界観とはまた違った一面を魅せてくれています。
俺が彼らと出逢ってから初めてのアルバムリリースということで、さっそく衣装として協力させて頂いました。（なのでクレジット部分に「THEE OLD CIRCUS」の文字をご好意で入れて頂きました）

最初の曲の「ヘイママ」からアコースティックならではの心地の良いサウンドで始まるアルバムはずっと聴いていてもすっと心に入ってくる。
今までの魂が擦切れるような楽曲がそれぞれに良い意味で気持ちよく削ぎ落とされたイメージで個人的にもとても好きなアルバムになりました。

今回は流通の関係上うちの店では在庫を置いていないので上記にリンクさせた彼らの公式のHPからぜひとも購入してみて下さい。

今回の衣装は「TOM・WAITS」っぽくしたいっていう太一さんのイメージもあってすんなりと協力が出来たのが嬉しかったですな。キャスケットがとてもその匂いを演出していて似合っています。

自分が好きな音楽とアーティストさんたちの記録と記憶となるアルバム（CD）に自分たちの名前も刻まれることはこの上ない幸せなことです。今の俺としてはこの「自分が好きな」という部分が大切です。あと何年こんな仕事をしていけるか分からないから余計に今はもうこの部分を大切にしていきたい。少しでも自分の好きなこと、モノ、人、音楽が広がったら嬉しいな。








いつもながらですがイエスタはMVが最高にカッコいい。
世界観がしっかりと詰まっているので映像と音楽でヤラレてしまうね。








何度見ても何度聴いても今1番好きなMVはこれかな。やっぱり。。。

何度聴き直しても良平さんのギターソロの部分で涙がこみ上げてくる。














九州は福岡のバンド「The KH」

アルバムのジャケットに「福岡」という背景があることでも彼が「この場所で」というのを大切にしていることが伝わってくる。

FAMILYであるHOZUMIさんから送って頂いたCD。（ライブ会場などで買えるみたいですがさすがに行けないので送って頂きました。御手数をお掛けしました！本当にありがとうございます！！！）

「PUNK」というジャンルの解釈で様々な楽曲をカバーしたアルバムで、CLASHやまさかのSheryl Crowなどをあくまで自分たちの解釈とアレンジでというスタンスが素敵でした。
まだ俺なりの聞き込みが浅いのでこれからもっとしっかり聴いていこうと思います。

HOZUMIさんは色々なバンドのサポートなどもしている方なのでぜひブログをチェックしてライブに行ってみましょう。（特に九州の方、俺もいつか行きたい・・・）

HOZUMIさんのBLOG >>>  http://ameblo.jp/kiaitaiko/


















そしてこちらも「PUNK」（CDを留めていた「PUNK」と書かれた文字が素敵だ）バンドで『INFRACTION』

こちらもFAMILYのアキラさんがドラムを叩くバンドで半年くらい前に送って頂いたCDです。（遅くなっちゃってすいません！）

マジで聴いた時にショックなくらいカッコ良くて、滅多にライナーノートまでは見ない俺（なんとなく心に入ってくればそれで良いと思っているから）だけれど、どうしても歌詞まで追いたくて開いた。

アキラさんとはFAMILY SHOPのSIXXさんを通じて知り合った方で、結婚指輪などのデザインと製作もさせて頂いた。

HOZUMIさんもアキラさんも単にドラマーってより俺個人的には「タイコ叩き」というなんというか感情が伝わってくるドラム感がすごく好き。（俺には技術的な解説は出来ないけど、音楽に大切なのはその感情の伝わり方だと信じている）



＊ 「豊かさ」を求める人生



誰かとも最近良く話題にあったフレーズは「豊かさ」だったりする。

それはお金を沢山持っているとか洋服を沢山買ったとかではないような気がする。

「それに出逢えたこと」

それをどれだけ持っていて、それをどれほど自分の中で大切に出来るかと深く想えるか。


もちろん沢山も大切だけれど、たった「ひとつ」の大切な「なにか」を手に出来た人生は素敵だと思う。そしてそれはもちろんカタチにならないこうした音楽だったりとか。

心の中になにがどれだけ在るだろう。
それはどれだけの時間どれだけ残るだろう。
出来れば生涯残るものであれば嬉しいよね。

音楽ってそんなものだと思うんだ。

音楽ってものがなければ人生は大きく変わっていた。
それは間違いのないことで、不思議なことに今日紹介したみんなとも音楽の話をすると不思議と原点や好きなバンドは繋がっていたり。

いいよね。
そういうことがさ。


みなさんにとっての今日という日が素敵な日でありますように。

HAPPY MERRY CHRISTMAS for ALL FAMILY.






Text by.

THEE OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ （Urano Takahiro）