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「 ブログというものを通じて伝えたいモノや想いのことを書こうと思います 」

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朝イチで頂いた嬉しいメールのこと(ブログ通じて俺が出来ることについて)/ THEE OLD CIRCUSよりベストなベストを紹介




* 朝、目が覚めるとメールの確認から1日が始まる






俺の日課は朝起きたらすぐに自宅のPCの電源を入れて、その起動の間にベランダで煙草を吸いながら携帯でPCなどに来ているメールの確認から始まる。

煙草を吸っている間にちょっとストレッチをしながらメールを確認して、その返信の内容を考えながら自宅のデスクに戻ってメールのお返事、そしてブログを書き始める。

そんなルーティーン。



「マリアレザーは本当に肌に吸い付くような感じでいいですね。ブログであれだけ押されてなかったらスルーしていたかもしれないので購入できてよかったです。
ありがとうございました。」 



マリアレザーのライダースはこちら  >>>  6392 Old Name 「 BY THE WAY 」


在庫は本当のファイナルでサイズ3が1点のみです。誰かいかがですか?




今日は目が覚めるとこんなありがたいメールが来ていた。

「ありがとうございました」

それは本来こちらの言葉。
買って頂いているのは俺の方だもん。
でも、そういう風に言葉を掛けてくれることがなによりも嬉しい。

通販の場合商品を送ってそれで終わりというのが多い中で、わざわざ届いた商品の感想や届きましたというメールやお電話をもらえることが本当にありがたいことだと思っている。

いつも可能な限り通販の場合には下手な丸字(丸字っておいおいなんだけど昔からだもんで直らない)で手紙を書く。

商品の詳細のことはあまり書かない。
それはブログやWEB STOREの方へ必要な部分は精一杯書いていると思っているし、それを見て買って下さっていると思っているから。
で、手紙に書くことは商品に触れてのことを少しとあとはお付き合いが長い方(でも10年とかの付き合いでも離れているからお逢い出来ていない方ももちろん沢山居る)には近況などのことを添えて。

メールのやりとりでは最初は商品に関わることの話がもちろん多い。
それから身長や体重や好きな着方(サイズ感でのフィッティング具合など)を知っていけたりする。
それが少しづつ近況やどういった生活をしているかなどの話になったり。
どんな仕事なのか?
ご家族はいるのか?趣味は?(結婚してるとかお子さんがいるとか、釣りが好きだとか)



お近くにFAMILY SHOPがない方々が居る。

実際にモノが見れたら1番良いに決まってる。
ましてや今日頂いたメールの方のようにレザーウェアを通販で買うということはすごく大変というか勇気がいることだと思う。安価、高価に関わらず1円でも出してモノを手に入れるということの中で通販という今では当たり前に考えがちな販売方法はやっぱりどこまでもお互いにリスクがある。

俺は俺で例えば初めて買って頂く方が通販で買って頂いて「あー、サーカスってイマイチだな」ってなったら基本的には2度と買ってもらえないと思っている。

自分だったら絶対そうだもん。

若干脱線だけど、自分だって例えばどこかのゴハン屋さんなどに初めて行ってそのお店の味がイマイチだったり、対応がイマイチだったり(俺の場合にはこっちの方が優先順位が高いけど)したら2度と行かない。

それと同じだと思っている。

だから始まりは絶対に大切。
そして2度目からの通販であっても、どれだけ馴染みの方でも、もちろんそれは店頭でも「ダメならダメと言うし(その方にとってね)良いときは良いと言う」

嘘をついたり、売りたいからという接客は好きじゃないし元々しない。

「好きなら買えば良いし、欲しければなんとか買って下さい」

高飛車に言うこの言葉は、その裏側に俺自身自分に対しての絶対守りたいFAMILYへ向けての敬意を持って接したいという気持ちでもあるんだわ。
そうでないときっと長続きしないし、嘘はいつかバレるもん。

長いことこの接客という仕事をさせてもらって最高に楽しんできたし楽しんでいるからこそそれは自分の守るルールでありたい。

今はそれを少しでも伝えられるようこのブログを書いている。

自分で作ったモノを、モノとして伝えることとその想いを伝えること。



もちろんまだまだ全然足りない。
もし、作る仕事をしてなくて接客100%だけだったらもっとそれが出来ると思うけど、今は今全部をこなしながら自分の全力でFAMILYと向き合うこと。

それが今の自分に出来ること。

本当にありがとうございました。

そしていつもありがとう。


手紙の最後には必ず全員に書く言葉。

「THANK YOU FAMILY」


だせぇとか、興味ないとか、ちょっと気持ち悪いとか言う人もいるかもね。
知らないおじさん(俺のことね)からファミリーとか言われてもさ。

でも、少なくとも一方通行でも俺は絶対そう思ってるから。
これからもそれは変わらないから。

なにかあればなんでもお気軽に声を掛けて下さいな。




* ベスト(BEST)なベスト(VEST)をご紹介






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この季節に間違いなく他と差別化が出来るベストです。



今日紹介のベスト  >>>  7150 Old Name 「 SNOW BACK 」



高めのスタンドネックがいかにも無骨なメンズスタイルを作り出します。
フロントは大きなジップタイプで前合わせを微妙にダブル調にすることで、パッと見のシンプルさを持ちながらもちゃんとクセのある仕上がりになっています。
前合わせのダブルはうちの定番的でもある深過ぎない(深いというのは左右が重なる深さのこと)セミダブル程度の合わせなので「いかにもダブル」というデザインにはなっていないのが、またギリギリのシックさを生み出していてオススメです。




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セミダブルダブルの合わせは実際的な風よけ(元々ダブルのライダースなどというのはそういう意味合いを持って生まれたデザインですからね)にもなるし、首元のボリュームがつくことでしっかりと無骨な匂いを出すところにも繋がります。


表生地には特殊なキックバック(ストレッチが効いていて伸びて戻る力のこと)性を持ったサテン生地でサテンという通常光沢のある織り方の生地を製品にしてから洗い込むことでその光沢をギリギリまで消し去って鈍く光らせて独特の奥行きを持った色目とその素材感を生かしている。


ネックの内側は実際に首に触れる部分なのでリブ素材を用いていて、着用の際の気持ちの良さも作っているのと同時に同色ながらの素材が違うのでなにげないカラートーンの違いが見えるようになっている。


高いスタンドネックの縁にはぐるりと樹脂ワイヤー(何度ぐちゃぐちゃとやっても樹脂なので折れませんよ)を入れることで自在の衿感を作ることが出来る。ネック自体が高いのでこのワイヤーが余計に効果を作り出します。




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身頃(胸側の表部分ね)からネックまで美しい曲線を作ることにこだわった。
平面的な型紙と構築ではなく、それぞれのパーツが組み合わせることで全体のフォルムが1つの曲線を生むように型紙師をなどもセッションを重ねて出来上がった型紙を用いて制作した。


このネック具合がこのベストの「顔」になる部分なので特にこのフォルムにはこだわった。





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春〜夏はアウターを脱ぐことが増えるからポケットなどの収納部分が減っていく。

俺のような煙草吸いなどは結構毎年これが困ることだよね。

携帯と煙草だけは身につけていたいので Tシャツ + タイトデニム だけなどのスタイルだとそういう意味でも困ってしまうことが多いのでこういったベストは春夏はとにかく必須。

そして秋冬などにはこの下にレザーのウェア(それこそライダースなどを着るのがベスト!)などを着てこのベストを防寒アイテムとしても使うことが出来る。


そういう意味でベストというのは1度身につけることに慣れると1年中必要になっていく。
そんなアイテム。


写真を撮り忘れました。。。このベストの内側には両胸のそれぞれの脇にスリット型の内ポケットもついています。つまりフロントと内ポケで合計4カ所のポケットがあるという優れもの。






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セットアップの同じ素材で



ROT-9 ロングレングス PT  >>>  7152 Old Name 「 MORNING SONG 」



ROT-9 CS丈(7部) PT  >>>  7151 Old Name 「 RUDO MELODY 」



こちらもオススメです。

まだ写真は撮ってないけど、7部丈とのセットアップとかでもいかにも春夏らしい感じになっていいかもね。


うちの商品は基本的なアウトライン(外側のパッと見という意味ね)のデザインは極めてシンプルです。
でも実際の着用に対して細かいディティール、なによりシルエットの良さをメインに考えながら作り自体は決してシンプルではない。

そういうある種の矛盾を抱えた洋服たちです。

今日の前半の話に繋がるかもだけど、だからこそ本当は実際に見て着てもらわないと分からないこと、伝わらないことが多いと思うからなるべくこのブログでは少しでもその部分まで紹介や説明、想いを伝えることが出来ればいいなと思っています。

でもどうしても作り手でもある俺の主観的な説明などになってしまうのでもし「もっとここを教えて」とか「ここが知りたい」という箇所があればぜひお気軽に質問などぶつけてください。

作り手の自分としても、売手の自分としてもそういう部分も全力で責任を持って対応させて頂きます。



どうぞよろしく。


・・・

ふー、、、さすがに最近は書き過ぎでちょっと腱鞘炎みたいになってます。(笑)




Text by.

THEE OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ (Urano Takahiro)




「 いつも通りの END ROLL 」
 

1日3組だけの予約制の洋服屋「オートクチュール接客」=『Garage EDEN』

// ブーツカットにエンジニアブーツ、それにあとはただの白シャツ // それがうちのスタイル

THEE OLD CIRCUS(ジ・オールド・サーカス)& OLD GT(オールド・ジーティー)
+ ICARNATION(インカネーション form ITALY.)




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