* 2017_03_16_01
「 俺は音楽に救われてきた人生だし、誰かにとっても『唄』はそういうものであって欲しいと思っています。素敵な音楽、素敵な人間たちを紹介します。(ポスターの衣装を作らせて頂きました) 」
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本物のロックンロールがあります。誰かの心の奥底に鳴り響き続けその『唄』はきっと人生の在り方そのものを変えると思います。Yellow Studs ツアー始まりました
* Yellow Studs というバンドに出逢えた偶然の奇跡と軌跡
最初に彼らを知ったのは FAMILY SHOP である静岡県浜松市にある「MUTTS」へ遊びに行った時のこと。
FAMILY SHOP >>> MUTTS
今から数年も前の話になる。
MUTTSの店長さんである村松さんが彼ら Yellow Studs のファンでもあり、お店に遊びに行かせて頂いた際に店内に貼られたツアーのフライヤーだったかポスターのデザインがカッコ良くて、そのバンド名をその場を憶えた。
『 Yellow Studs 』(イエロースタッズ)
その名前の響きと綴りもカッコいいと思った。
その後に折々のタイミングでFAMILYの方などからこのバンド名を耳にする機会があった。
けれど、なんというか俺はあまりにも凝り固まった自分の音楽の趣味の枠の中で「今以上」の新しい音楽を聞く気持ちも起きないままそのまま月日だけが過ぎていった。
去年の途中のこと。
とあるFAMILYが遊びに来て、その方とは異常なまでの今まで自分が辿ってきた音楽の趣味が似ていた。
「音楽の中で、バンドの音の中ではベースのラインを1番重視して耳にしてしまう」
とか。
初めての来店だったにも関わらず夜の19時から気がつけば終電も終わった深夜24時を過ぎるまで盛り上がって話し込んでしまった。
そしてその時にそのFAMILYが「今」1番ハマっているのが Yellow Studs だと聞いた。
『そういえばMUTTSの村松さんのところでも見掛けたしなぁ』と思った。
「PVとかですぐに観れますよ」
そう言われてすぐにPCでそれを観た。
心が震えた
もう、自分にとっての新しい音楽、バンドでこんな感情になったのは本当に久しぶりのことだった。
俺は自分自身の洋服の宣伝もロクにしないし(というか皆無)極度の人見知りだから「自分から」知らない誰かになにかを訴えかけることはほとんどしない。
相手(例えばこれを見てくれているみんな)がこちらへ関心なり興味を持ってアプローチを掛けてくださる場合は平気(だって興味を持ってくれているという前提があるから安心)だけど、自分からというのは相当なほどに苦手。
・・・まぁそういう性格だもんで商売が成り立たないって分かってんだけどさ。(汗)
ただ、彼らに関しては特別なものを感じた。
だから自分の人生でも珍しいほど自分から動いた。
その日の真夜中。
俺にこのバンドを教えて下さったFAMILYが帰ったあとに イエロースタッズ のオフィシャルのページのコンタクトからメールした。
「なにか一緒にやらせて欲しい」
翌日の朝イチ。
銀行へ向かう途中に携帯が鳴った。
知らない番号。
出るとそれはフロントマン(ボーカル&キーボード)の「太一」さんだった。
「メールありがとうございます。読ませて頂きました。ぜひお願いしたいです」
明らかにしゃべり下手で(笑)唄う声と同じく独特のトーンと声色は電話だとかなり聴きづらい声でもあった。(爆)
『近々逢いましょう』
そう、お互いに言って最後に太一さんは「詳しいことはギターの良平から連絡させますね」と言って電話は切れた。
その後すぐに良平さん(ギター)から連絡を頂いて、その数日後にメンバー全員でうちの店に来てくれた。
太一さん、良平さん、植田さん(ベース)、奥平さん(ギター)、田中さん(ドラムス)
「MUTTSの村松さんのところはツアーで行く時にはいつも寄らせてもらっているんですよ。で、あの店でサーカスの洋服も見せてもらったりしてました。」
そんな風に言ってくれていた。
長い時間あれこれと色々な話をして、「一緒に」なにを具体的に出来るのか?そんなことをセッションした。太一さん、植田さん、奥平さんは俺とも同世代ということもあって辿ってきた音楽の話も出来た。
シミケンさんの話とかも話題になったりとかね。
なにより彼らの人間性の良さを感じられる時間となった。
村松さんにも連絡をした。
繋げてくれた感謝を込めて。
『自分がかっこいいと思っている人達同士がタッグを組んでくれたら最高ですね!』
そうメールをくれた。
その後イエロースタッズの面々には何度も何度もわざわざ店に足を運んでもらって打ち合わせを重ねていった。
* ツアーポスター完成とスーツの紹介
年明け。
ようやく完成したのはこのポスターの衣装です。
今回のツアーのポスター。
THEE OLD CIRCUS の中のスーツラインである「 BLACK BIRD TAILOR 」を使って Yellow Studs モデルとしてモッズスーツに仕上げさせてもらった。
シャツとネクタイ、そしてチーフも全て BLACK BIRD TAILOR で揃えてもらった。
(ネクタイとチーフはまだうちのWEB STOREにアップ出来ていませんが店頭では販売しております)
彼らの根っこであるガレージ感、退廃さ、そして大人の匂いがする奇麗過ぎない朽ちたスタイル。
この間わざわざポスターも店に届けてくれた。
そして先日は渋谷のツアー初日のライブにも顔を出させてもらった。
ライブでは初めて観る彼らのステージ。
1度観たら絶対に病み付きになるステージ。
擦切れそうなほどのタイトな演奏にギリギリの緊張感を持って唄う太一さんの歌声。
自分たちの魂そのものを削り取って吐き出すようなステージは圧巻であり、彼らのエネルギーをこちら側も強いMINDを持って受け止める必要があると思った。ステージ上の彼らと生まれるオーディエンスとのセッション。
それがライブであり生ものだと思ったね。
血がたぎる、そんなライブってなかなか出来ないことだと思う。
これは良平さんのモデルで裏地などはそれぞれ違うモノを選んでもらった。
本物のロックンロールが彼らの音楽の中にはあります。
それは誰かの心の奥底に鳴り響き続けその『唄』はきっと人生の在り方そのものを変えると思います。
少なくとも俺はそれを感じた。
この間の帰り道。
繰り返し繰り返し聴いた唄。
男なら(女の子でもOKだけど俺のブログを読んでくれているのはほぼ男だと勝手に思ってるから)これを聴けよ。これが響かないヤツなんているのかな。俺はそう思った。
「汚い虹」
ライブのラストはこれでしびれたね。
「バード」
個人的にはこの唄もかなり好きです。
歌詞にしびれます。
「脱線」
Yellow Studs ツアー始まりました。
ぜひ OFFICIAL WEB SITE をチェックして地方の方はそれぞれのライブ会場へ行きましょう。
東京の方はぜひぜひ俺と一緒にファイナルの 6/4 恵比寿リキッドルームへ行こうぜ。(うちの店から歩いて行ける距離だしさなんなら店にみんなで集合して一緒にいこうぜ)
>>> Yellow Studs(イエロースタッズ)オフィシャル WEB SITE
うちの WEB STORE、店頭 でも CD の販売もさせてもらっています。(聞いてくれたら全部オススメだけど最初に聴くならこれだ!というのも紹介させて頂きますよ)
>>> Garage EDEN WEB STORE (CD/Yellow Studs)
・・・ツアーファイナルまでになんとかセッションのTシャツが間に合えば・・・と、、、思ってんだけどね。がんばろうっと。
※ 彼らと同じスーツが欲しいという方はイエロースタッズに相談してみてくださいな
ここで改めてこのご縁の最初のきっかけをくれた MUTTS の村松さん、そして FAMILY のSIDE GROUNDさん。
そしてメンバーの面々心から感謝致します。
Text by.
THEE OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ (Urano Takahiro)
「 いつも通りの END ROLL 」
1日3組だけの予約制の洋服屋「オートクチュール接客」=『Garage EDEN』
// ブーツカットにエンジニアブーツ、それにあとはただの白シャツ // それがうちのスタイル
THEE OLD CIRCUS(ジ・オールド・サーカス)& OLD GT(オールド・ジーティー)
+ ICARNATION(インカネーション form ITALY.)
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