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* 2018_06_08_01

『  さて、東京では梅雨に入りました。梅雨寒という言葉もありますが、今日はそんな意味も込めてデザインに関するひとこと。 』

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 " 梅雨の写真と洋服との因果関係について 



 // 意味合いが在るモノでなければ意味はないと思うこと // 



自分なりにも「デザイン」に関することを書きたくなってきたのが不思議なこと。

もともとでもあり、意識的にも「わかりたい人だけ」で良いというのが意識の根底。

要はとてもワガママで、それでいてそのせいもあっていつも心はあまり穏やかに保てない。(この話はまた別途意味が変わるけど)



少しその意識が変わり始めている部分もあって、それは先日のブログでも少し触れているところ。



まだまだ道のりは途中だし、今はまだ丘の下にいてその山の天辺は見えてはいないのだけれど山を登っていくルートのもとになる地図の欠片の入手先はわかったような・・・(おいおい、それってば結構長く手前ってことじゃん)気はしている。



なにかを伝えることはずっと仕事の一部として自分の中には存在はしているけれど、それを明確な文字として書き残していくことをまた改めて始めることができればなと今は思っているし、同時にその想いは現実的な日々の生活の中でどれほどのリズムやペースでやっていけるのかはまだやはり未知数。

少なくとも歩き始めた子象が谷の奥へと進んで行く前に。

そんなことを思いつつ。




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東京は梅雨入りしました。




  

梅雨(つゆ、ばいう)は、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種である




出展 / Wikipedia より



・・・「雨季」の一種。

言われてみれば確かにそうだけど、最近の日本の熱帯的にも近い季節環境を慮ると雨季の方がピッタリくるかもしれないと思ったり。(でも日本固有の梅雨という言葉にはやっぱり素敵な響きが残っていて好きですけどね)



葉っぱの上に転がる水滴は地下にあるうちの店の入口付近にある花壇的なところに生えている葉っぱです。


植物や生物というのは実に不思議できちんとこんな風に水滴がコロコロと粒になるのが見て取れる。




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きっと生地を作り出す職人やデザイナーはそういった自然の中に大きなヒントを得て、技術の進歩を繰り返しているのだと思うし、そういう意味においてもやはり全ての原点や命を含めた仕組みというのは自然の中に在るということを知ります。

きっと空を飛ぶ鳥や蜂や蝶々がこの世に存在していなければ、人は空を飛ぶといった希望やそもそもの概念を持ったのだろうか?




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もう一度入り口の植物の写真。(ごめんね、この葉っぱがなんて名前なのかは知らない)

この赤い服で使っている素材はナイロンベースになっていて水滴を撥水(水分を「撥」=はじく、はねかえす)して軽度な雨であればレインウェア(カッパ)の役割を持つ素材となります。





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雨に降られたジョンくんの体の赤い布の上から水滴が下へと落ちていく様が少し分かるかと思います。

またこの素材の素晴らしい点は他にもあって「4way」といって前後左右(つまりは全方向)へ伸びる在る種の究極ストレッチ素材になっています。

2wayとか4wayとか。。。

2wayは「前後」または「左右」であり4wayはさらにその方向性を増やしたものです。



生地というのは「織物」で、イメージを分かりやすく考えてもらうと『鶴の恩返し』でこっそり扉を開けられてしまった鶴が使っていたあの道具です。(織り機とかいて織機(しょっき)と言います)

今ではもちろんその多くは機械仕掛けになっていますが、あの童話の絵(それは読んだ本それぞれで絵の描写は違うかもしれないけど)で縦に糸が掛かっていて、そこに小さな船のような道具を横に走らせて(ここに横糸がついている)縦横縦横・・・の原理で繰り返して織っていくのが生地(正式には織り生地で、Tシャツなどに使われるニットというのは「編み物」の原理から生まれたものです)です。



で、で、そういう縦横の組み合わせ(もっと言えば技術やデザインの進歩でそれだけではもちろんないのだけれど)で生まれる生地にストレッチ性(伸びる)要素を加えたのがストレッチ素材。

その昔はよく「ストレッチは劣化がひどい」とかそういうことを言われる時代もありました。で、実際にそれはひどいものだったこともあります。(そのくらいにはもう俺は洋服屋になっていたから)

基本的には糸を織る生地にゴム性を持ったポリウレタンなどを混ぜ込むことでこのストレッチ性を生地に加えます。

初期の段階ではもちろん進化の途中という意味合いもありそういった劣化性があることもありましたが今ではそういった要素は大きく軽減されました。

また最初の方で書いたけど、昔は2way方向にしか伸びることのなった生地を4wayへとも進化させたり日進月歩各業界(それは生地業界だとかアパレルに関わらず)進化しているのだなぁとやっぱり思います。



さて、少し話はまた脱線しますけど昨日とある職人(バックを縫っている縫製職人さん)とお茶がてら話をしていて聞いたのはこんな話だった。



「縫製の仕事をAIがやるのはかなり難しいって言われているそうなんです。なぜなら(それはもちろん求めるモノによるけど)曲線的な立体感は「個別の力の入れ具合や手についた技術」でしかなかなか出来ないみたいなんですよ。僕の縫うバックがそうだとは言い切れないですが(笑)、立体性の美しさという感性が理解が出来ないと出来ないことだって聞きました。」



この話がホントか嘘か、または本当であっても今後の技術革新はもしかしたらもっと早いスピードでさらに僕らの想像を追い抜いていくかもしれないけれど、ある部分では正しいように俺は感じた。


ディティールの美しさ、その為のフォルムデザイン(=シルエット)、求める機能、それは「感性」によって決められます。また同時にそれは個々それぞれに違うものを持ち、だからこそ「ひとつの完成」されれたモノだけにとどまらず世の中には沢山の「デザイン」があるのだとも思います。


合理性だけが全ての完成であるのであれば最終的に辿り着くのは人類全てが同じ洋服を着る(まぁそんな時代にあればもうみんな宇宙服と兼用だろうね)ことになるかもしれないし、いつか人がそれを望むのであればそういう時代になってもある意味ではおかしくないけど、感性と全ての人の考えが並列になることはあまりないと思うしな。




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俺も・・・ジョンくんも・・・二人でこの赤を所有しててジョンくんがいつも着ているからペアルックになりそうなのが怖いので俺は休みの日限定で着ています。(笑)



WEB ストアへのアイテム直接リンクは以下になります。


>>>    8121 Old Name 「 311_L 」

ドルマンスリーブナイロンロングヤッケ

Price // 34,560 yen ( 32,000 )

N - 88, Pu - 12 ← リリースから今までここの表記のN=ナイロンがC-コットンになっていました!すいません!!!(むしろそれが超大切なアピールポイントなのに!!!!!)

Finish // ONE WASH FINISH

Color // Size 

RED //  0 , 1 , 2 , 3 , 



着丈と一部のデザインを変えたショートタイプもご用意がありますので、ぜひどちらかお好きなスタイルと色数も各4色と多めでバリエーションも豊かですのでぜひお好きなものを選んで下さい。

真夏の炎天下などで着るような服ではないけれど、今からの梅雨の季節の雨しのぎや少し肌寒い梅雨寒の日、朝晩が冷える地域の方、そして俺んたのような単車乗りの方には本当におすすめ出来る逸品アイテムだと自負しております。(ナイロン素材=合繊ですのでバックなどの中にクシャクシャに収納しても問題ないのがとても便利ですよ。そういう意味では折り畳み傘・・・折り畳みくしゃくしゃカッパ・・・的な)




最後に。



このシリーズの縫製は東日本大震災で津波被害に遭われて被災した「おかあさんたち」に縫って頂いております。

旅の話として   >>>   こちらにまとめていますので良かったら読んでみてください


この仕事で自分自身になにが出来るのか?

最近は以前よりさらにそういったことを考えます。

自分の為だけに作り始めたこのブランド、洋服。

いつからはそれを手にしてくださる皆様へ向けて。

さらにそれが「どこかで」例えか細い力だとしても誰かの手を握る力になればと思っています。



また俺なりのデザインとその意味に触れて今後も書いていければと思っています。
どうぞよろしく。



あ。。。



たまにしか告知してない(WEBには一応掲載していますが)ですけど


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Text by.

Thee OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ (Urano Takahiro)


                                      

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// ブーツカットにエンジニアブーツ、それにあとはただの白シャツ // それがうちのスタイル

Thee OLD CIRCUS(ジ・オールド・サーカス)& Old GT(オールド・ジーティー)
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