001


* 2018_06_29_01

『  旅の話の続き。 』

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 




 " 母の日に贈った花はまだその生命を残していた / 2018.6月の東北への旅 



 // 2軒目のお母さんのところへ // 



1軒目のお母さんのところで「まさか」のトラブル的な感じで時間がしっかりと掛かってしまった(というかいつも大体話し込んでしまって数時間はあっという間に過ぎるんだけどね)ので、慌てて南三陸道(現在は無料となっている高速道路)を走って、2軒目のお母さんのところへ向かう。

最初のお母さんはあの日の津波で家を流されて以降しばらくは南三陸の仮設に居て、同じ南三陸町内に自宅の再建を考えていたのだけれど、造成に掛る時間に対して心の負担が大きかったので南三陸の町を離れて今は登米市という場所に自宅を再建している。

2軒目のお母さんたちは南三陸町にそのまま自宅を再建したので(一人の方は去年の途中にようやく土地の造成が終わって自宅を建てることが出来た)僕の今の旅は大抵宮城県の中でもこの登米市と南三陸町を行ったり来たりすることになる。

いずれにせよ宮城県の中でもどちらの町も県のやや北部に位置する為東京からは仙台のその先となるので距離は遠いものになる。




IMG_1032





IMG_1037


(高速道路を降りて北上川の橋を渡ってこのあとに1つ峠を越えて南三陸町へ)




少し話は脱線するけど、津波の被害が大きかった南三陸町の町ではまだ全ての自宅再建が終わった訳ではない。
あの地震から7年以上の時間が経っているけどまだ街の中では自宅再建に向けた土地の造成などが続いている。元々沿岸の町である南三陸町は家を建てることの出来る土地が狭く限られていた。そしてそこにあの大きな津波の被害があった。津波の被害のあった場所に同じように自宅を再建する訳にはなかなかいかないので、新たな土地を作る(山を削ったりして平らな土地を作るなど)必要がある。

7年。

小学生であれば入学した時間から卒業を越える時間まで掛る時間。

例えばだけれど、自分の記憶を呼び戻しても大人である今の時間の長さと幼少期の時間の流れの長さはきっと違うなと。





IMG_1040





緑の葉っぱ。

まだその生命を残していて


お母さん「あのね、母の日のウラノさんが贈ってくれた花の葉っぱに『根』が生えてきてまだ元気なのよ」



毎年の自分の決めごととして母の日には花を贈ることにしている。

南三陸のお母さんたちと、1軒目に寄った登米市にいるお母さんと、義理の母へ。(なぜだか実家の母には贈っていない・・・汗)

贈ってから2ヶ月近く経つ中でその生命が残っていることはやっぱり嬉しく思った。




IMG_1038





もう少しすると今年の秋冬コレクションのシーズンが始まる。

いくつかのアイテムたちはこの場所、この方々、お母さんたちが縫ってくれている。

製品を縫い上げていく上での最終チェックを一緒にしつつ、その中で次への課題点や改善点などを相談しながら話をしていく。

お茶を頂きながら。



日に日に上達していくその姿を見るのはとても嬉しいし、ありがたい。

7年経つ。

この後は8年だねって話をするだろう。

10年経ったね。

そんな感じでその時にも「当たり前のように」そこにいられるように向かっていきたい。

一緒に仕事をしながら、一緒にくだらない近況話をしながらさ。




「フェア」であること。



僕たちは頼みたい縫い物の仕事をお母さんたちへ渡す。

お母さんたちはそれを仕事として受け入れてくれる。

どちらもどちらを助け合って、支え合うこと。

だからフェア。



あの震災がなかったら出逢うことは決してなかったと思う。

あの震災があって偶然出逢えた大切な方々、おかあさんたち。

どうせなら懇意にしていて、手の届く、声の届く方たちが縫ってくれたら嬉しいって話。

だからフェア。




それは僕の中ではとても大切なことだから。






IMG_1041





IMG_1045


(防潮堤の建設はまだ続いている)





お母さんたちに別れを告げて、この日はこのあとにさらに仙台での打ち合わせがあったのでいつも泊めてもらう「津ノ宮荘」に手土産だけを届けに行く。

お母さんたちの居る場所から車で10分ほどの距離。







IMG_1051





IMG_1050


(走っているこの道も津波のあとに再建された道。高さがあって道自体が防潮の役割も果たす)




「津ノ宮荘」・・・

美味しい料理(というかそれはあまりに激的)、絶景、楽しい話のトオルさん。

久しぶりだったから泊まりたかったけどなぁ。。。


お父さんであるトオルさんは仕事に出てて居なくて、お母さんに「今日泊まれないので、コレだけ持ってきました。」(特別なものではなく途中のSAで買った喜多方ラーメン)


「次はまたお願いします」


それだけ言って津ノ宮荘をあとにして仙台へ向かった。




IMG_1055





仙台への手土産を買おうと思って「さんさん商店街」に立ち寄ったけど、着いた時間も遅かったし曜日のせいか定休日とも重なっていてほとんどの店が閉まっていた。汗(あちゃちゃちゃでパヤちゃんにも会えず)



・・・



仕方がないので、途中で別のスーパーに寄りつつ仙台へ向かったのでした。

最後仙台の話はまた続きで。







>>>   Garage EDEN WEB STORE はこちらへどうぞ






Text by.

Thee OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ (Urano Takahiro)


                                      

「オートクチュール接客」=『Garage EDEN』

// ブーツカットにエンジニアブーツ、それにあとはただの白シャツ // それがうちのスタイル

Thee OLD CIRCUS(ジ・オールド・サーカス)& Old GT(オールド・ジーティー)
+ incarnation(インカネーション form ITALY.)

                                      

* 営業に関して詳しくは こちら 又は HP内説明 をご覧下さい。


* 来店予約、御意見や感想、質問などはお気軽にこちらからどうぞ>>> CONTACT

メルマガの配信を行っております。 >>>  Garage EDEN メルマガ(登録、解除も簡単です)

* お問い合わせの際に一部のメールアドレスの方への返信が届いていないという不具合が出ております。迷惑メール等のフィルターによって届かないケースもあるようなので、メール後24時間以内に返信がない場合は大変お手数ですが再度メールを頂くかお電話にてお問い合わせをお願い致します。頂いたメールには必ず返信するようにしております。

                                      

「 Garage EDEN 公式 LINE 」を作りました

▼▼▼ (画像をクリックして頂くとスマホの場合はそのまま自動で登録出来ます。PCでご覧の方はQRコードが出ますのでそれをスマートフォンでパシャりとやるといいらしいです)

1 2

商品に関することやその他なんでもぜひお気軽にご利用下さい。インカネーションやThee OLD CIRCUS - 9 - などオープンプライスの商品の値段などのお問い合わせにも便利ですし、予約営業日の当日予約などタイムリーなご質問への対応が可能となっております。


グループトークと違いあくまで1対1での個別トーク対応(JBウラノ又ジョンが対応します)となりますので、ご質問の内容や個人のIDなどは周囲の方には分からないようになっておりますのでどうぞご安心下さい。