『  続きの話。 』

今日も暑いです。

昨日の夜は久しぶりに夜の街へと出掛けた。

でも、どうしても今日の朝から予定があったから本人登場前の終電の時間に電車になんとか飛び乗って帰ってきてしまった。

逢いたい人には会えずの夜。

チバさん。（The BIRTHDAY）


残念だったけど兄弟分たちが代わりに会ってしっかりと楽しい夜の時間を過ごしたようだったから、僕はなんだかそれで満足。（でもやっぱり久々ゆっくり話したかったな）



「デザイン」とはなんだろうって話は前に少ししたかもしれない。

>>>   " デザインの意味とは？（俺なりの言葉で本気で解説） " 




10年ほど前テレビでとある「編集者」が目の前のコップ（カップ）を手に取って

「これはコップとも呼べるけど、器とも言える。誰かにとってはまた別の意味を持つんだけど、それはその時によって違うよね。花を活ければ花差しにもなるわけで。僕らはそれをその時に持つ意味を編集していってるんだよね」


みたいな。（だいぶ忘れてしまったけど）




洋服は元来は暑さと寒さや外敵などから身を守るために「身」に「纏った」のがきっと始まりだろうと思う。

その後に「着飾り」という文化や考えが出来たのは動物が本来持つ本能的な要素が強かったのではないだろうか？

オスの孔雀が美しい羽根を広げるように。



そういう意味でもデザインというのはとても深く、またデザインを編集するというのはとてもおもしろいように思う。

意味や価値の有無は全ての「個」に委ねられてもいる。

また同時に商という意においては需要と供給の元になりたってもいるし商業であり工業でもある。

さらにそこには趣向、趣味性も混じり合っているからとても込み入った業界でもあるんだなぁと思う。



デザインを編集していくことでなにが出来るだろう。

例えば僕は東北へ通う。（あの日以来）

今は南三陸のおかあさんたちが縫ってくれる商品も少しづつ増えてきた。

技術力だけではなく、そこには僕が思い描く魂（常々使うマインドという言葉に置き換えることが出来る）があって、その魂だとかマインドだとかはもちろん仕上がりの洋服のどこにも言葉や絵としては描かれていることはないのだけれど、それはなんというか無音の音のように残ると思っているだ。

魂が宿る。

そんな感じで。

もちろん目には見えないものだとしても。




ではやっぱり

「デザイン」とは？

ってことになる。



また続き。