『  続きのまた続きの話。 』

続きの話。


「デザイン」


極々、極めて当たり前に日常的に使われている言葉。


車のデザイン、家やビルなどの建造物のデザイン、本の表紙のデザインや雑誌の中のデザイン。

そして僕の仕事の１つでもある洋服のデザイン。



デザインとは無限だと思う。

外を見ればすぐに分かるのは自然そのものが大きく豊かなデザインの組み合わせ。

鳥にはなぜ翼があって嘴（くちばし）があるのか？

雲はなぜ白く浮いているのか？

山はなぜ緑色に見えるのか？



自然の中のデザインには無意味なデザインなどどこにもなく、ひとつもなくすべてのデザインがなにかの意味に紐付いている。


やっぱり人間だけがその枠外にいて時に無意味なデザインを積み上げているように見える。


デザインとは絵を描くことだと良く思われるし、たぶん大体は正解なのだと思う。


「絵」を「描く」


でもそれはきっと白い紙の上にペンを走らせることだけではなくて絵を思い描きさえすればそれは全てのデザインに結びつくような気がする。

未来を想像することもきっとデザインなのだと。

出来れば幸せな家庭を築きたい。

出来ればみんなが楽しくあって欲しい。

出来れば悲しい思いをする人が居なくなれば良い。

その為に「なにをすべきか」

その為に「なにをすれば良いのか」


A（アンサー）があってその為に向かっていくための行動をデザインする。


そういう意味ではこの間書いたブログでも触れたような「人生」を「編集」することにも少し繋がるかもしれない。

そして「人生」という「デザイン」を「編集」していく。

そんな風な考え方があっても良いような気がしたり。（まぁすでに当たり前にあるのか）



生地をこれにしよう。

袖の形はこうしよう。

首の部分は衿、いや、やっぱりフードにしよう。

外枠の絵を描く。

全てを組み上げた絵が出来る。

それが「デザイン画」＝「デザイン」

そうぞうしたモノになったかな？



デザインって楽しい。

そこにはルールもなくて出来上がりの想像は自由であり、そして無限大。（インフィニティ）



出来るだけ素敵な想像を沢山持とう。

そして沢山の素敵が出来上がるようにデザインをしていこう。

洋服だけでなく、限られた時間の全てを。