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「とある、写真展へ」



先日行ってきた写真展の話を少し。

俺自身が自分の時間だけの為に外へと出ることは極めて稀なこと。

家族と一緒でない限りはいわゆるプライベートという時間は持たないことにしている。

というか、あまりそういった意味での自分自身に興味がないとも言える。



15日なので今日まで開催をしているこの個展は「幡野広志」さんという方の写真展。

場所は銀座のソニーさんのビルの上の階だった。

>>>   詳細はこちら (幡野広志 note)





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タイトルは「優しい写真」

実は偶然なことに、この幡野さんという方は今年の夏に一度うちの店に来てくださったことがある。

俺はその時には彼の病気のことは知らなくて、「気持ちの良い心を持った人」だと思ったのがその印象。

良く笑い、良く話す。

とても喜怒哀楽のある印象を受けた。

猟師をやっていた話などもとても面白くて、興味深い時間だった。



・・・



彼は自分で自分が癌であることを現在公表している。

余命は数年だそうだ。



俺がこの個展へ行った際には糸井重里さんとのトークショーがあって、以前に偶然自宅の仕事の休憩時間に Twitter を眺めていたら、そのチケットが発売だというのを見つけて、普段だったら絶対に一人では行くことのないそのチケットを買ってみた。



俺にとっては記憶の限りで言えば一人で行く初めてのそういった場である。




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個展はとても盛況だったようだ。

多くの人が写真を見ていた。




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あまりこういった個展ではNGとされる写真の撮影もSNSでの投稿もOKだという。

少しでも広まれば良いなと思って俺も少しだけ自分のSNSなどにも載せた。




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こんな感じで多くの人が彼の写真を写真に残すという場が見れた。




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写真の多くは「優くん」といういう彼の息子さんの写真。

「優しい写真」という個展の名前にも使われている漢字だ。


トークの中で彼が言ったのは「優しい写真」の意味の1つには「写真は優しいもの」=誰でも撮れる、ものであるという想いもあると言っていた。


俺もカメラ、写真が好きだ。


カメラを持つと当然ながら「好き」なものを撮ろうとファインダーを向ける。


・・・


便利な機能の1つとして今ではほとんどの携帯電話、スマホってやつにカメラがついている。

みんなはそれをどんな時に使いますか?


忘れてはいけない記録のためだったり、子供や彼女(これを読んでいる人の多くは男性だと思っているから彼女って書く)、キレイな空や美しい虹ですか?


時間は途切れ途切れの断片の塊だと俺は思っている。

そして時間は同時に二度とそこへは戻ることの出来ない現実でもあると思う。

写真の良いところはそれを見た時にその時間軸の元へ想いのネジを戻すことが出来る力があるということ。



みんなはきっと俺よりは随分とまともだからまだ良いだろうけど、俺は俺自身が驚くほどに記憶の保存が出来ない頭しか持っていないから、大切な時間の断片を記録としての写真へと残しておきたい。



自ずと残したいものは「好き」なもの、「美しく」感じるものとなる。



東北の写真も多いけど、それは悲しみという美しさを感じるからだ。




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「優しく」「写真」を撮っている人たちが会場には居た。

美しいその写真の心をきっと残しておきたいと思ったのだと俺は思った。




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2人組の女性。

「この写真ってさ・・・」

そんな話をしているのだろうか?




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「あたしはこの写真がいいな、これを撮ろう」

そんな会話をしながら見ているのかな?




写真には本当の世界と嘘の世界が入り交じる。

それもまた俺が写真が好きな理由の1つだ。

見る者の心が写され、見る自分自身の心でその写真の心が変わるからだ。




人は誰かになにかを伝える必要なんて本当はどこにもないと思う。

ただ、きっとその必要はどこにもなくても、心が伝えたいと思っていることを伝えたい人に伝えたくなるのがまた心だ。

ただ、きっとそれだけのことなのだと思う。



こんなブログを書いている俺だってそうなんだ。

やっぱりと随分と自分勝手なことだ。




今日までだから行けない人も多いと思うけど、もし銀座に近い場所に居たら行ってみてもらいたい。(入場は無料)

行けなかったら上に貼ったリンクの中を見るだけでもきっとなにか伝わることがあるかもしれない。




「優しい写真」=「写真は優しい(ある種の安易)」



自分にとっての大切な心を写してみるのはきっと素敵なことなんだと思います。




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ビルを出たら雨が降っていた。

土曜日の夕方の銀座というのは人が沢山居て、逃げるようにその場から地下鉄へ降りてそのままワン子供たちが待つ家へと帰った。



トークの中で1番心に残った言葉は彼が言った「寿命の無駄はしていられない」だった。

「時間の無駄」というのは良く使われる言葉だけど、今の僕にとってはあとのない限られた時間だからもっとリアルな「寿命の無駄」なんですよね。



たしかにな。

儚さはやっぱり美しいものなのだなと俺は思った。






Text by.

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