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「 しばらく書けずにいる理由 」


実は数年前からすでに症状は出ていたんだけど、それがこの1週間ほどは顕著でそれも理由の1つでブログを書くことが出来ずにいました。

というのは、右の手首に腱鞘炎のような症状が出ていてタイプライトをすると手首の内側付近に鋭い痺れのような痛みが走ってなかなか長文が書けないことが続いています。
僕は元々体そのものの痛覚は鈍く、例えば入れ墨などを入れてもらっていてももちろん痛みを感じることは感じるけれど、それがどの程度の痛みなのか?耐えれるものなのかどうなのかっていうのは分からない体であり感覚であるのだけれど、こういった腱鞘炎の場合はまたそれとは少し違っていて、痛みでタイプライトが出来ないというよりは、痺れによって手首から先が思ったように動いてくれないことが書けない理由だったりする。

書きたい文章をそのリズムでタイプライトが出来ないと(つまりしゃべるようなリズムでこの文章はいつも書いている)文章そのものがうまく書けないということ。

神経痛に近いものだから医者に行ってもきっとあまり対処方法がないと勝手に思っていて、どうしたもんかなぁと困ってもいる。

さてさて、どうしたもんか。

少し様子を見ながら書ける状態の日(というのがあればいいのだけれど)を探しながら対策を考えていこうと思っています。



「 今日と明日 JUVENILE HALL ROLLCALL の特別な舞台を用意しました 」


昨日の昼間に決めて急遽夜にジョンくんの方からメルマガを配信させて頂きました。

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内容は今日の土曜日(16日)と明日日曜日(17日)の2日の間で、店内に JUVENILE HALL ROLLCALL(ジュヴェナイル ホール ロールコール)のアーカイヴ作品の展示を行います。

アーカイヴ=つまり過去の作品

急に決めたので正直点数は少ないですが、僕の私物+1着はジョンくんの私物の展示となります。



僕がこのブランドに出逢ったのはもうずっと前のことで(10年以上)彼のブランド創設からずっと大好きで時々書いてはいますが、「世界で『1番』だと思っているブランド」です。

自分自身も洋服というのをデザインして作る身の人間ではあるし、バイヤーとしてもこの世のブランドの洋服を様々見てきていますが、彼のブランドを越えるモノに出逢ったことはありません。

その「1番」という意味を伝えるのはとても難しく「1番好き」とも言えるけれど、そういった単純な言葉ではなく表現しやすく言えばきっと「1番のデザイナー」だと思っているというのが近い感覚だと思います。




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「デザインをする」ということはなんだか不思議なものです。

自分勝手に(時にそれは商業としての制限を持つ人間もいるのだろうけど)好きだと思うものを身の回りから集めてきて(それは物質としても心の在り方としても)それらを自分なりの昇華の仕方で消化してモノとして作り上げていく作業だと思っています。

そういったある種の作業や心の在り方、表現全てにおいて彼が僕にとってのデザイナーという正しい像であると思うのです。



そういった意味では彼の展示会は「楽しい」と同時にある種の心を抉られる「敗北感」も感じるのです。(それは少なくとも僕にとっては)

つまりそこには僕という人格としての混沌も含まれる。




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一見すると彼の服は「アバンギャルド」と評されることがあると思うし、モノを標準的で一角的な方向から見ればそうかもしれない。

確かにそういうモノの見方で正しい部分もあるけれど、僕にとってはまた違う。

そうだな。

「ストイック」

それが1番近い表現かもしれない。

そしてそのストイックさに同じ男として憧れる(僕は他人と自分とを比較するものさしを普段は持たないからこれはとても自分にとっての特殊なことである)部分もあり、尊敬の念もあり。




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今日と明日アーカイヴの一部をお見せすることの意味は、この彼のブランドの過去の作品も含めて少しでも彼のモノに触れて貰いたいと思ったから。


失敗したのは急遽決めたことなので作品数が少ないことかな。

収納場所の問題で手持ちに過去アイテムの数は限られていて、本当のことを言えば実家などに戻って集めればうちの店の広さだったらそれだけで埋め尽くせる程の作品量を僕は所有している。

古着と自分自身が作ったアイテムを除けば、僕自身が生きてきた中で所有している洋服は彼のブランドの服が1番多いのだ。(前の店を辞めてバイヤーとしての付き合いが無い時にもずっと彼の展示会へは足を運び個人オーダーで注文して買わせてもらっていたから)



また今後は別の機会を作ってこのアーカイヴ展はやろうと思っています。

そうだな。

その時にはぜひ彼自身にも遊びに来て貰おうかな。(笑)



受注会であるとか展示会っていうのとはちょっと違う形にしたいんです。

モノを売る仕事だからモノを売るための店作りや案内をするのももちろん仕事だけれど、僕らが大切に思うことの中にはモノの良さやブランドの良さ、なによりもその心を伝えることに在ると思っています。

それを伝えることの先に買ってもらえるとかってのがあるんだと。

便利な世の中だからね、ググったら色んなことが書いてある。

でも、実はそれは画面の先のことであって「触れている」とはまた違うのかな?



そんな風に思ったり。



正直このくらいの短い文章で手首は限界。

続きはまた後日。



Text by.

Thee OLD CIRCUS & Garage EDEN / ウラノタカヒロ (Urano Takahiro)


                                      

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// ブーツカットにエンジニアブーツ、それにあとはただの白シャツ // それがうちのスタイル

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